1-2 何ができる?
無料Claude Code で実際にどんなことができるのか、具体的なユースケースを紹介します。
ファイル作成・編集
「営業レポートのHTMLテンプレートを作って」「このCSVを集計してグラフ付きのHTMLにして」など、ファイルの作成や変更を日本語で依頼できます。
Excel、CSV、HTML、Python スクリプトなど、あらゆる形式のファイルを生成します。既存ファイルの修正も可能です。
> 今月の売上データ(sales.csv)を読み込んで、
> 部門別の棒グラフ付きHTMLレポートを作ってコマンド実行
Claude Code はターミナルコマンドも実行できます。「テストを実行して」「このフォルダのファイル一覧を見せて」など、コマンドライン操作をAIに任せられます。
エラーが出た場合は原因を分析し、自動で修正を試みます。
> このプロジェクトのテストを全部実行して、
> 失敗したテストがあれば原因を調べて修正してBefore / After:日常業務での変化
Claude Code がない場合とある場合を比較してみましょう。
名簿のExcelを部署別に分割したい
- Before: VBAを書くかExcelを手作業で分割 → 1時間
- After: 「employees.xlsx を部署ごとに分割して別ファイルにして」→ 2分
社内向けのFAQページを作りたい
- Before: HTMLを学ぶか外注する → 数日〜数週間
- After: 「FAQページを作って。質問と回答は…」→ 10分
CSVの文字化けを直したい
- Before: 文字コードを調べてテキストエディタで変換 → 30分
- After: 「このCSVをUTF-8に変換して」→ 30秒
> employees.xlsx を部署ごとに別ファイルに分割して。
> 各ファイル名は「部署名.xlsx」にして。ポイント
Claude Code への指示は「結果として何が欲しいか」を書けば十分です。「どうやるか」はAIが考えてくれます。
業務自動化の例
Claude Code は「ちょっとした面倒な作業」を自動化するのに最適です。
- メールの定型文を100件分作成
- Excelデータのフォーマット変換
- 社内ツールの簡単なWebページ作成
- 競合他社のWebサイト情報をまとめる
- PDFの内容をテキストに変換して整理
> お客様向けの案内メールを100件分作って。
> 宛名は customers.csv の「氏名」列から取得して、
> テンプレートは「○○様、新サービスのご案内です…」で。ポイント
「プログラミングができないとできない作業」が、日本語の指示だけで実行できます。これがAI駆動開発の革命的なところです。
実際に試してみよう
以下の指示をClaude Codeに入力して、ファイル作成を体験してみましょう(第2章でセットアップ完了後に実行できます)。
> 自己紹介カードの HTML を作って。
> 名前「山田太郎」、職業「営業部マネージャー」、
> 趣味「読書」。シンプルなカードデザインで。Claude Code が苦手なこと
万能ではないので、苦手な分野も知っておきましょう。
- 最新情報の取得 — 学習データのカットオフがあり、昨日のニュースは知りません
- 大規模システムの一括構築 — 数万行のシステムを一度に作るのは困難
- 画像・動画の直接編集 — Photoshopのような画像処理は不向き
- 100%正確な出力の保証 — 生成結果は必ず人間が確認する必要があります
これらの制限を理解した上で、得意分野に活用するのがポイントです。
ポイント
生成されたファイルは必ず自分で開いて中身を確認してから使いましょう。AIの出力は「下書き」として扱うのが安全です。
まとめ
このレッスンのポイントを振り返ります。
- ファイル作成・編集、コマンド実行、エラー修正が主な能力
- 日常業務の「ちょっとした面倒」を自動化するのに最適
- 苦手な分野もあるので、得意分野を見極めて使うのが大事
- 次のレッスンでは料金体系を理解し、コストの不安を解消します
ポイント
「どこまでできるか」を知るために、まずは自分の業務で一番面倒な繰り返し作業を1つ試してみましょう。