4-1 構造化データとは
無料検索結果を華やかにする「リッチリザルト」の仕組みを解説します。
検索結果で「星の評価」や「料理の写真」を見たことありませんか?
Google でレストランを検索すると、星の評価(★★★★☆)や営業時間が検索結果に表示されることがあります。レシピを検索すると、調理時間やカロリーが表示されることもあります。
これは「リッチリザルト」と呼ばれ、サイトに「構造化データ」を追加することで表示されます。
通常の検索結果はタイトルと説明文だけですが、リッチリザルトがあると目立つため、クリックされる確率が大幅に上がります。ある調査では、リッチリザルト付きの検索結果は通常の2〜3倍クリックされると報告されています。
構造化データって何?— Google への「メモ書き」
構造化データとは、ページの内容を Google が理解しやすい形式で「メモ書き」する仕組みです。
人間はページを見れば「これはレシピだな」「これは会社の情報だな」とわかります。でも Google のロボットは機械なので、明示的に教えてあげないと正確に理解できないことがあります。
構造化データは HTML の中に「このページは記事です。タイトルは〇〇で、著者は△△で、公開日は□□です」という情報を埋め込みます。
記述には JSON-LD(ジェイソン エルディー)という形式を使います。中身はこんな感じです。
<!-- HTML の <head> 内に書く -->
<script type="application/ld+json">
{
"@context": "https://schema.org",
"@type": "Article",
"headline": "初心者でもわかるSEO入門",
"author": {
"@type": "Person",
"name": "田中太郎"
},
"datePublished": "2026-03-01"
}
</script>
<!-- 意味: 「このページは記事です。
タイトルは『初心者でもわかるSEO入門』、
著者は田中太郎、公開日は2026年3月1日です」 -->よく使われる構造化データの種類
サイトの種類に応じて、使うべき構造化データが異なります。自分のサイトに当てはまるものを確認しましょう。
- Article(記事) — ブログ記事、ニュース。タイトル・著者・公開日を伝える
- Organization(組織) — 会社や団体。名前・ロゴ・住所・連絡先を伝える
- FAQPage(よくある質問) — Q&A 形式のページ。検索結果にQ&Aが直接表示される
- Product(商品) — 通販サイト。価格・在庫・レビュー評価を伝える
- LocalBusiness(店舗) — お店。営業時間・地図・電話番号を伝える
- HowTo(手順) — ハウツー記事。ステップごとの手順を伝える
「コードを自分で書くのは難しそう…」と思うかもしれませんが、心配いりません。次のレッスンで Claude Code に自動生成させます。
ポイント
構造化データが正しく設定できているかは、Google の「リッチリザルトテスト」(search.google.com/test/rich-results)で確認できます。URLを入力するだけで無料で使えます。
構造化データの記述形式として推奨されているのは?