7-2 ダッシュボード作成
無料KPIデータを可視化するインタラクティブなダッシュボードを作成します。
ダッシュボードの価値
数字の羅列では意思決定が難しいですが、グラフで可視化すればトレンドが一目でわかります。
Claude Code なら、CSVデータを渡すだけで見栄えの良いダッシュボードが作れます。
ポイント
まず手元にある実際のCSVデータで試してみましょう。ダミーデータより本物のデータで作ると価値がすぐに実感できます。
Before / After:データ可視化の変化
ダッシュボード作成の Before / After です。
Before(手作業)
- Excelでグラフを作成 → 30分
- PowerPoint に貼り付け → 15分
- 毎月繰り返し → 毎月45分
- インタラクティブ機能なし
After(Claude Code)
- 「ダッシュボードを作って」→ 10分
- 翌月は「データを更新して再生成」→ 2分
- フィルターやホバー表示など動的機能付き
- ブラウザで開くだけで共有可能
ポイント
毎月のレポートで同じグラフを作っているなら、今月は Claude Code で自動生成に切り替えてみましょう。翌月から2分で完了します。
実践:売上ダッシュボード
月次の売上データからダッシュボードを作ります。
> 12ヶ月分の売上サンプルデータ(月, 売上, 利益, 顧客数)のCSVを作成。
> そのデータからダッシュボードHTMLを作って。
> - KPIカード: 今月売上/前月比/累計/顧客数
> - 売上推移の折れ線グラフ
> - 月別利益率の棒グラフ
> - Chart.js 使用、レスポンシブ対応期待される出力
Claude Code は以下のようなダッシュボードを生成します。
- 画面上部に4つのKPIカード(今月売上、前月比、累計売上、顧客数)
- 折れ線グラフで12ヶ月の売上推移
- 棒グラフで月別利益率の比較
- 各グラフにホバーで数値が表示される
- スマホでは縦積みレイアウトに自動切り替え
HTMLファイル1つで完結するので、メール添付や共有フォルダに置くだけで共有できます。
Created: sales-data.csv (12 rows)
Created: dashboard.html
> dashboard.html をブラウザで開いて確認して。フィルター機能の追加
ダッシュボードにフィルター機能を追加して、インタラクティブにします。
> ダッシュボードに以下の機能を追加して。
> - 期間フィルター(Q1/Q2/Q3/Q4/全期間)
> - グラフをクリックすると詳細がポップアップ表示
> - データのCSVエクスポートボタンポイント
HTMLとJavaScriptだけで、かなりリッチなダッシュボードが作れます。社内利用ならこれで十分です。
よくある失敗と対処法
ダッシュボード作成でよくあるトラブルです。
グラフが表示されない → Chart.js の CDN リンクが正しいか確認してください。「Chart.js の最新バージョンを CDN で読み込んで」と指示すると確実です。
データが多すぎてグラフが見づらい → 月次データにまとめるか、期間フィルターを追加しましょう。
KPIの計算が間違っている → 「前月比は(今月 - 前月)/ 前月 × 100 で計算して」と計算式を明示してください。
> グラフが表示されない。Chart.js の CDN を
> 最新バージョンに更新して、
> 読み込みエラーがないか確認して。やってみよう:自分のデータでダッシュボードを作る
以下のどれかを試してみましょう。
- 自社の売上データ(CSV)からダッシュボードを生成
- 個人の家計簿データを可視化
- チームの週次KPIをダッシュボード化
実際のデータで作ると、ダッシュボードの価値を実感できます。
> 家計簿データ kakeibo.csv を読み込んで、
> 月別の支出カテゴリ内訳を円グラフで表示する
> ダッシュボードを作って。Chart.js 使用。まとめ
このレッスンのポイントを振り返ります。
- CSVデータからインタラクティブなダッシュボードを生成できる
- Chart.js でグラフ、KPIカードで重要指標を表示
- フィルターやエクスポート機能も追加可能
- HTMLファイル1つで完結し、簡単に共有できる
次のレッスンでは、CSV データの変換・結合・クリーニングを学びます。
ポイント
完成したダッシュボードのHTMLファイルを社内の共有フォルダに置くだけで、誰でもブラウザで開いて確認できます。