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カリキュラム/第2章: セットアップ/2-1 Claude Code を Windows にインストールする手順

2-1 Claude Code を Windows にインストールする手順

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Windows PC への Claude Code インストール完全ガイド。PowerShell 設定、Node.js / nvm-windows の選び方、API キー発行、初回起動エラーの対処まで、ハマりどころを潰しながら最短で動かします。

2章: セットアップ45分
酒井歩乃加
監修: 酒井歩乃加

フリーランス編集者・ライター / 元マイベスト編集ディレクター

平原尚樹
監修: 平原尚樹

株式会社BlueAI 代表取締役CEO / ソフトウェアエンジニア

このレッスンで身につくこと

このレッスンは、Windows PC を使っているあなたが Claude Code を 0 から動かす ためのフルガイドです。2025 年 7 月に Anthropic が Windows ネイティブ対応を発表して以降、WSL(Windows Subsystem for Linux)はもう不要 になりました。コマンドプロンプトや PowerShell から直接インストールできます。

ポイント

このレッスンのゴール

  • Windows 10 / 11 に Node.js を 3 つの方法のどれかで インストールできるようになる
  • npm install -g @anthropic-ai/claude-code の 1 行で Claude Code を導入できるようになる
  • Anthropic Console でアカウントを作り、API キーを発行し、課金上限を設定できるようになる
  • Windows 特有のハマりどころ(Defender / PowerShell 実行ポリシー / PATH / プロキシ)を予防できるようになる
  • アップデート・アンインストール・クリーンインストールまで自走できるようになる

所要時間 — 約 45 分(実機を触りながら 1 回通すと、だいたいこのくらいです) 難易度 — ★★☆☆☆(コマンドの貼り付けが主、初めての人でも完走できます)


はじめに — 2026 年 5 月時点の Windows 事情

最初に時系列を共有しておきます。これを知っているだけで、ネット上の古い情報に振り回されずに済みます。

  • 2025 年 2 月 — Claude Code が macOS / Linux 向けに公開。当初 Windows は WSL 経由のみ
  • 2025 年 7 月 — Windows ネイティブ対応が正式リリース。npm install -g @anthropic-ai/claude-code 一発で入る
  • 2026 年 5 月(今) — Windows 11 上では Mac とほぼ同じ体験で動作

「Claude Code は Windows で苦労する」と書いているネット記事は、ほぼ全部 2025 年 6 月以前の情報 です。Qiita や Zenn の半年前の記事は「WSL を入れろ」と書いてあったりしますが、今は読まなくて OK です。記事の日付を必ず確認し、2025 年 7 月以降 の情報だけを信用してください。迷ったら Anthropic 公式(docs.anthropic.com/claude-code)に戻る癖を。


事前準備チェックリスト

セットアップを始める前に、以下が揃っているか確認してください。3 つあれば十分です。

必要なもの

項目要件
OSWindows 10(バージョン 1903 以降) または Windows 11
ネットワークインターネット接続(npm / API 通信に使う)
アカウントAnthropic アカウント(このレッスンで作ります)
管理者権限あった方が楽。ない場合の回避策も後述します
ディスク空き容量約 500 MB(Node.js + Claude Code + 依存パッケージ)

あると便利だけど、なくてもいいもの

  • Git for Windows — 後の章で Git 操作を Claude にやらせるとき必要。今すぐは不要
  • Visual Studio Code — Claude Code の出力ファイルを開くのに便利。メモ帳でも一応動く
  • Windows Terminal — Microsoft 公式の新ターミナル。標準のコマンドプロンプトより見やすい
  • PowerShell 7 — Windows 標準の PowerShell 5 でも動くが、7 のほうが互換性が高い

Windows のバージョンを先に確認

スタートメニューで「winver」と検索して Enter を押すと、バージョン情報が開きます。Windows 10 バージョン 22H2 / Windows 11 が望ましい構成です。Windows 10 の通常サポートは 2025 年 10 月に終了しているので、長期的には 11 への移行も視野に。


Node.js のインストール — 3 つの選択肢

Claude Code は Node.js(JavaScript 実行環境) の上で動きます。なので最初に Node.js を入れる必要があります。インストール方法は大きく 3 つあり、それぞれ向き不向きがあります。

方法難易度向いている人おすすめ度
① 公式インストーラ(.msi)★☆☆☆☆初めて Node を入れる人
② nvm-windows★★★☆☆複数バージョンを切り替えたい人
③ winget でインストール★★☆☆☆コマンド派・IT 管理者

迷ったら ① を選んでください。ほぼ全員これで OK です。複数のプロジェクトを並行して触り始めて、Node のバージョンを切り替えたくなったときに、初めて ② を検討すれば十分です。

方法① 公式インストーラ(.msi)— 初心者向け

最もシンプルで、ハマりどころが少ない方法です。

  1. ブラウザで https://nodejs.org を開く
  2. 「LTS」 と書かれた緑のボタンをクリック(Long Term Support 版、長期サポート)
  3. ダウンロードされた .msi ファイル(例 node-v22.11.0-x64.msi)をダブルクリック
  4. セットアップウィザードが開く。すべてデフォルトのまま「Next」 を押し続ける
  5. インストール完了後、コマンドプロンプトを新しく開いて バージョン確認
node --version
# v22.x.x のように表示されれば成功

npm --version
# 10.x.x のように表示されれば成功
Bad

よくある失敗 — インストールしたコマンドプロンプトをそのまま使い続けると、PATH が反映されず「'node' は認識されていません」と言われます。

必ずインストール後にコマンドプロンプトを閉じて、新しく開き直してください。これだけで 8 割の「コマンドが見つからない」エラーが解決します。

Good

推奨フロー

  1. nodejs.org でダウンロード
  2. インストーラを起動
  3. すべてデフォルトで進める
  4. コマンドプロンプトを閉じて、新規で開く
  5. node --version で確認

3〜5 分で完了します。

方法② nvm-windows — 複数バージョン切り替え

複数プロジェクトで Node バージョンを切り替えたいとき使います。

# https://github.com/coreybutler/nvm-windows/releases から
# nvm-setup.exe をダウンロード・実行

nvm install lts
nvm use lts

==nvm-windows は Mac の nvm とは別物== です。Mac のドキュメントをそのまま参考にすると動かないので、必ず nvm-windows の公式を見てください。

方法③ winget でインストール — コマンド派

Microsoft 公式のパッケージマネージャ winget で入れる方法です。

winget install OpenJS.NodeJS.LTS
node --version

Node.js のバージョン要件

Claude Code は Node.js 18 以上 を要求します。実務的には Node 20 LTS または 22 LTS を入れておけば困りません。古い Node 16 のままだと Unsupported engine エラーになるので、その場合は最新 LTS にアップデートしてください。


Claude Code のインストール

Node.js が入ったら、Claude Code 本体のインストールはたった 1 行です。

コマンド 1 発で入る

npm install -g @anthropic-ai/claude-code

==-g== は「グローバルインストール」のオプションです。これで、どのフォルダにいても claude コマンドが使えるようになります。

実行すると、以下のような出力が流れます。完了まで 30 秒〜1 分 くらいです。

added 142 packages in 38s

23 packages are looking for funding
  run `npm fund` for details

added X packages という行が出れば成功です。途中で WARN(警告)が出ても、ほとんどの場合は無視して OK です。ERR と書かれていなければ大丈夫 です。

インストールできたか確認

claude --version
# 1.x.x のような番号が表示されれば成功

ここで「'claude' は内部コマンドまたは外部コマンド... として認識されていません」と表示された場合は、後述の「Windows 特有のハマりどころ」セクションを参照してください。PATH の設定 が原因です。

気づき

Claude Code のインストール本体は わずか 1 コマンド です。「環境構築で 1 日潰れる」みたいなことはありません。困るとしたら、Node.js の PATH 問題API キーの設定 の 2 つだけです。

その 2 つさえ押さえれば、Claude Code は Mac とまったく同じ操作性 で動きます。


動作確認 — claude --version まで

ここで一度、Claude Code 本体が正しくインストールされたか確認します。API キーを設定する前の段階で、コマンド自体が認識されているかをチェックします。

# バージョン確認
claude --version

# ヘルプを表示
claude --help

claude --help を実行すると、利用可能なオプション一覧がズラッと表示されます。これが表示されればインストールは完璧です。

Usage: claude [options] [prompt]

Claude Code - AI-powered coding assistant

Options:
  -V, --version              output the version number
  -p, --print                Print response and exit (non-interactive)
  --model <model>            Specify model (e.g., sonnet, opus, haiku)
  --resume                   Resume previous session
  --continue                 Continue most recent conversation
  --dangerously-skip-permissions  Skip all permission prompts
  -h, --help                 display help for command

ここまで来れば、Windows 側の準備は OK です。次は Anthropic 側(API キー取得)に進みます。


Anthropic API キーの取得

Claude Code が 裏側で何をしているか を一度整理します。

[あなたの PC] ─── 指示 ───▶ [Anthropic API] ─── LLM 応答 ───▶ [あなたの PC]
                            ↑
                          API キーで認証
                          使った分だけ課金

つまり、Claude Code は Anthropic のサーバーに API を叩いて、応答を受け取る クライアントです。そのため、API キー(あなた専用の鍵) が必要になります。

ステップ① Console に登録

https://console.anthropic.com を開いて 「Sign up」 → メール or Google で登録 → メール認証 → 組織名入力。所要時間 2〜3 分

ステップ② 課金設定(クレジットを購入)

Claude Code は プリペイド方式(前払い) です。事前に少額クレジットを購入しておきます。

  1. 左メニュー「Billing」を開く
  2. 「Add payment method」でクレジットカードを登録
  3. 「Buy credits」で 最初は $5〜$10 くらい購入

1 セッションで $0.5〜$3 くらい使う計算なので、$5 入れておけば 5〜10 回試せます。クレジットは 1 年で失効 します(2026 年 5 月時点)。

ステップ③ 月額上限(Usage Limit)を必ず設定する

超重要。設定し忘れると、寝てる間に Claude が暴走して数千円〜数万円使うリスクがあります。「Settings」→「Limits」→ 「Monthly limit」$20〜$50 に。

Bad

絶対にやってはいけない — 上限を設定せずに --dangerously-skip-permissions モードで大規模プロジェクトを Claude に任せる。気づくと 1 日で $50 使っていた、というのはよくある初心者の事故です。まず上限を $30 に設定する。話はそれからです

ステップ④ API キーを発行

「API Keys」→「Create Key」→ 名前入力(例「My Windows PC」)→ ==sk-ant-api03-... で始まるキーが表示される。このキーは一度しか表示されない== ので必ずコピーしてパスワードマネージャ(1Password / Bitwarden 等)に保存してください。.txt に平文保存はマルウェアに抜かれるリスクがあります。


初回起動 — claude と打ったらどうなるか

API キーが手元にあれば、いよいよ Claude Code を起動できます。

プロジェクト用フォルダを作る

まず、作業用のフォルダを作って、そこに移動します。デスクトップでも Documents の下でも、どこでも OK です。

# Documents フォルダの下に作る例
cd C:\Users\YourName\Documents
mkdir my-first-claude-project
cd my-first-claude-project

==必ずプロジェクトのフォルダに入ってから claude を起動 してください。Claude Code は 起動したフォルダ以下== をプロジェクトとして認識します。デスクトップやドキュメントのルートで起動すると、関係ないファイル全部が対象になって混乱します。

起動

claude

初回起動すると、こんな画面が出ます。

╭──────────────────────────────────────────────╮
│ ✻ Welcome to Claude Code                     │
│                                              │
│ Choose authentication method:                │
│  ❯ 1. Anthropic API Key                      │
│    2. Claude Console (OAuth)                 │
│    3. Use existing credentials               │
╰──────────────────────────────────────────────╯

ここで ==1. Anthropic API Key== を選びます。次に API キーの入力を求められるので、先ほどコピーした sk-ant-api03-... を貼り付けて Enter。

Enter your Anthropic API Key:
sk-ant-api03-xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx

✓ API key validated.
✓ Saved to %APPDATA%\claude\config.json

キーは自動で %APPDATA%\claude\config.json に保存されるので、次回からは入力不要です。

利用規約と権限設定

API キーを認証すると、利用規約への同意を求められます。同意して進める と、いよいよ対話画面が開きます。

╭──────────────────────────────────────────────╮
│ ✻ Welcome to Claude Code v1.x.x              │
│                                              │
│ /help for commands                           │
│ /quit to exit                                │
│                                              │
│ Type a prompt and press Enter to begin       │
╰──────────────────────────────────────────────╯

>

==>== が表示されたら準備完了です。試しに 1 行打ってみます。

> こんにちは。動作確認テストです。今日の日付を教えて。

Claude が応答を返し、再度 > が出てきたら、すべて正常に動いています。

ポイント

初回だけ、Claude Code が「権限の確認方法(permission mode)をどうするか」を聞いてくることがあります。

選択肢は以下の通りです。

  • normal — ファイル編集・コマンド実行のたびに確認(デフォルト、初心者向け)
  • acceptEdits — ファイル編集は確認スキップ、シェルだけ確認
  • yolo(dangerouslySkipPermissions) — 全部スキップ(上級者・自動化向け)

最初は normal のままで OK です。慣れてきたら緩めましょう。


Windows 特有のハマりどころ

ここから、Windows ユーザーが 実際にハマりやすい 5 つの罠 をまとめます。先に読んでおくだけで、「動かない」で 1 時間溶かす事故を防げます。

罠① 「'claude' は認識されていません」エラー

原因 — npm のグローバルインストール先が PATH 環境変数に含まれていない

# まずインストール先を確認
npm config get prefix
# C:\Users\YourName\AppData\Roaming\npm のような場所

このパスを Windows の環境変数に追加します。スタートメニューで「環境変数」を検索 →「システム環境変数の編集」→「環境変数」ボタン →「ユーザー環境変数」の Path を編集 →「新規」で上記パスを追加 → OK。コマンドプロンプトを完全に閉じて、新しく開くclaude --version が動きます。

罠② PowerShell の実行ポリシーエラー

「このシステムではスクリプトの実行が無効になっているため、ファイル ... を読み込むことができません」が出たら、PowerShell の実行ポリシーが Restricted になっています。

# 現在のユーザーのみ、署名付きスクリプトの実行を許可
Set-ExecutionPolicy -ExecutionPolicy RemoteSigned -Scope CurrentUser

RemoteSignedローカルのスクリプトは自由、ネットからのものは署名必須 というバランスの取れた設定です。

罠③ Windows Defender の干渉

Claude Code は 大量のファイルを高速で読み書き します。Defender のリアルタイムスキャンと衝突すると、インストールが 5 分以上かかる・claude の応答が遅い・npm install が止まるといった症状が出ます。

解決 — プロジェクトと npm のディレクトリを除外対象に追加する。

# PowerShell を「管理者として実行」で開いて
Add-MpPreference -ExclusionPath "C:\Users\YourName\Documents\my-projects"
Add-MpPreference -ExclusionPath "C:\Program Files\nodejs"
Add-MpPreference -ExclusionPath "$env:APPDATA\npm"
Add-MpPreference -ExclusionPath "$env:LOCALAPPDATA\npm-cache"

セキュリティリスクを考えると 除外対象は必要最小限 に。「全 C ドライブを除外」はやりすぎです。

罠④ 文字コード(UTF-8)問題

Windows のデフォルト文字コードは Shift_JIS(CP932)、Claude Code は UTF-8 で動作。日本語ファイル名で「縺ゅ>縺・▽」のような文字化けが出ます。

# コマンドプロンプトの一時的な切り替え
chcp 65001

# PowerShell の永続的な切り替え(プロファイルに追加)
notepad $PROFILE

# 開いたメモ帳に以下を追記して保存
[Console]::OutputEncoding = [System.Text.Encoding]::UTF8
$OutputEncoding = [System.Text.Encoding]::UTF8

システム全体を UTF-8 にしたい場合、「設定」→「言語と地域」→「管理用の言語の設定」→「システム ロケールの変更」で 「Unicode UTF-8 を使用」 にチェック(再起動必要)。

罠⑤ プロキシ / 社内ネットワーク

会社の PC は 社内プロキシ 経由が多く、npm や Anthropic API への通信が遮断されることがあります。

# npm のプロキシ設定(アドレスは IT 部門に確認)
npm config set proxy http://proxy.example.com:8080
npm config set https-proxy http://proxy.example.com:8080

# Anthropic API 用の環境変数
$env:HTTPS_PROXY = "http://proxy.example.com:8080"
Bad

社用 PC では IT 担当に確認が先 — 「Claude Code を使いたいのですが、api.anthropic.com への接続を許可してもらえますか?」と聞くのがいちばん早いです。社内ネットワークで API がブロックされているケースもあります。


Mac との違い(補足)

項目WindowsMac
ターミナルcmd / PowerShell / Windows TerminalTerminal.app / iTerm2
Node.jsnodejs.org .msi / wingetHomebrew / nodejs.org .pkg
パス区切り\/
デフォルト文字コードShift_JIS(要 UTF-8 切替)UTF-8
PATH 反映コマンドプロンプト再起動source ~/.zshrc

どちらも本質的な操作は同じ です。claude を打って > で指示を入れる。それだけ。「Windows だから不利」は もう過去の話 で、2026 年現在は 99% 同じ機能・同じパフォーマンス です。Mac に乗り換える必要はありません


アップデート方法

Claude Code は 週単位でアップデート されることもあります。新機能や不具合修正が頻繁に入るので、月に 1 回くらいは最新版に更新 することをおすすめします。

普段のアップデート

# 最新版に更新
npm update -g @anthropic-ai/claude-code

# 現在のバージョンを確認
claude --version

明示的に最新版を入れ直す

# npm のキャッシュをクリアしてから入れ直す
npm cache clean --force
npm install -g @anthropic-ai/claude-code@latest

claude --version

特定バージョンに戻したい場合

新しいバージョンで不具合が出たら、前のバージョンに戻すこともできます。

# 特定のバージョンを指定してインストール
npm install -g @anthropic-ai/claude-code@1.0.0

# バージョン一覧を見る
npm view @anthropic-ai/claude-code versions --json
ポイント

バージョンを固定する派 vs 自動更新する派 があります。普段使いなら、==月 1 回 npm update くらいの頻度がバランス良いです。チームで使うときは、CLAUDE.md にバージョンを明記== してメンバー間で揃えると、再現性が高まります。


アンインストール / クリーンインストール

何かおかしくなったとき、クリーンインストールが最速 です。3 ステップで終わります。

# 1. アンインストール
npm uninstall -g @anthropic-ai/claude-code
Remove-Item -Recurse -Force "$env:APPDATA\claude"
Remove-Item -Recurse -Force "$env:LOCALAPPDATA\claude"

# 2. キャッシュクリア
npm cache clean --force

# 3. 再インストール
npm install -g @anthropic-ai/claude-code@latest
claude --version

Node.js ごと入れ直したい 場合は、コントロールパネル「プログラムのアンインストール」から Node.js を削除し、C:\Program Files\nodejs%APPDATA%\npm を手動削除してから最新 LTS を入れ直し。30 分悩むより 3 分で全部消したほうが早い ことが多いです。


トラブルシューティング Q&A

よくある追加トラブルをまとめます。上の「ハマりどころ」と一緒に、ここを ブックマーク しておくと安心です。

Q1. EACCES: permission denied と出る

ファイル書き込み権限エラーです。管理者として実行 したコマンドプロンプトで再度試してください。

# スタートメニューで「cmd」を右クリック → 「管理者として実行」
npm install -g @anthropic-ai/claude-code

Q2. npm install が途中で固まる

ネットワーク不安定 or Defender 干渉が多いです。

# Ctrl+C で中断 → キャッシュクリア → 再実行
npm cache clean --force
npm install -g @anthropic-ai/claude-code --verbose

--verbose を付けると、どこで止まっているか が分かります。

Q3. API キーは合っているのに「Invalid API key」と出る

3 つの原因が考えられます。

  1. コピペ時に余分な空白 が入っている(sk-ant- の前後をよく見る)
  2. クレジットの残高がゼロ になっている(Console で確認)
  3. キーが古い / 削除済み(Console で新規発行)
# キーを再設定する場合
claude /logout
claude
# 再度認証フローに入る

Q4. モデル名を指定したい(claude-opus-4-7 など)

Claude Code は デフォルトで Sonnet を使います。重い作業に Opus を使いたい場合は明示的に指定します。

# 起動時に指定
claude --model opus

# セッション中に変更
> /model opus

利用可能なモデルは ==sonnet / opus / haiku== の 3 つです。詳しくは第 9 章「コスト管理」で扱います。

Q5. 応答が遅い・止まる

3 つチェックしてください。

  • インターネット接続ping api.anthropic.com で疎通確認
  • Defender 除外設定 — 上のセクションの設定を適用
  • 大きなプロジェクト — 数 GB のフォルダで起動すると、Claude が全部読みに行こうとして遅い。.claudeignore で除外
# .claudeignore ファイルの例
node_modules/
.git/
dist/
build/
*.log

Q6. WSL を一度入れてしまった場合、消したほうがいい?

消さなくて OK です。WSL と Windows ネイティブの Claude Code は共存できます。普段はネイティブで使い、Linux 専用ツールを使いたい場合だけ WSL に切り替える運用ができます。

Q7. PowerShell と コマンドプロンプト、どっちを使うべき?

どっちでも動きます。長期的には Unicode 対応とスクリプト機能の強さから PowerShell(できれば PowerShell 7) 推奨ですが、初心者には コマンドプロンプト(cmd) のほうがシンプルです。慣れたら PowerShell に乗り換えましょう。


まとめ

このレッスンで押さえてほしいことを 7 つ並べます。自分の言葉で説明できる ようになるまで、何度か戻ってきても OK です。

  1. WSL は不要。Node.js を入れて npm install -g @anthropic-ai/claude-code で 1 行インストール
  2. Node.js は nodejs.org の LTS を入れるのが最も安全。複数バージョン使うなら nvm-windows
  3. Anthropic Console で API キーを発行する前に、必ず月額上限を設定 する
  4. 初回起動は ==プロジェクトフォルダに移動してから claude==。デスクトップで起動しない
  5. ハマりどころ 5 つは PATH / 実行ポリシー / Defender / UTF-8 / プロキシ。先に潰しておく
  6. アップデートは ==月 1 回 npm update -g @anthropic-ai/claude-code==
  7. 何かおかしくなったら クリーンインストールが最速(3 分で復旧)
章末演習

章末演習 — 読み終わるだけで終わらせず、手を動かして「自分ごと」に落とし込みましょう。所要時間 15〜20 分。

  1. 今すぐ コマンドプロンプトを開いて、node --versionclaude --version を実行してください。両方バージョンが出れば、このレッスンの内容は実機で完走できています
  2. Anthropic Console(console.anthropic.com)にログインし、Settings → Limits で月額上限を $30 に設定してください。これだけで「事故」のリスクが激減します
  3. 適当な作業フォルダを作って、claude を起動し、「==hello.txt というファイルを作って、中に "Hello, Claude Code on Windows!" と書いて==」と指示してみてください。(y/n) の確認が出たら y を押して、ファイルが実際に作られることを確認します
  4. Defender の除外設定を、自分のプロジェクトフォルダに対して適用してください(管理者権限の PowerShell で Add-MpPreference -ExclusionPath ...)。後で大規模プロジェクトを動かしたとき、体感速度が変わります
考えてみよう

1 つ問いかけ — あなたの会社の PC は、社内プロキシを経由していますか?

もし「分からない」と感じたら、IT 担当に ==「Anthropic API(api.anthropic.com)へのアウトバウンド HTTPS は許可されていますか?」 とだけ聞いてみてください。多くの会社では問題なく許可されていますが、まれにブロックされているケースがあります。使う前に確認== しておくと、後でトラブルにならずに済みます。

<Quiz question="Windows で Claude Code を使うために、2026 年現在「絶対に必要なもの」はどれですか?" options={["WSL(Windows Subsystem for Linux)— Linux 環境がないと動かない","Node.js 18 以上と、Anthropic アカウント(API キー)","PowerShell 7 と Visual Studio Code の両方"]} answer={1} />


次のレッスン 2-2: Mac 編 は Mac ユーザー向けです。Windows のみで使う方は読み飛ばして、2-3: 初回起動と動作確認 に進んでも OK です。すでに claude が動いているなら、第 3 章「はじめての指示」までジャンプしても構いません。