カリキュラム/第4章: 業務自動化/4-1 営業レポート自動生成

4-1 営業レポート自動生成

無料

売上データから営業レポートを自動生成する方法を学びます。

4章: 業務自動化20分
酒井歩乃加
監修: 酒井歩乃加

フリーランス編集者・ライター / 元マイベスト編集ディレクター

平原尚樹
監修: 平原尚樹

株式会社BlueAI 代表取締役CEO / ソフトウェアエンジニア

営業レポートの自動化

毎週・毎月の営業レポート作成は、多くの営業担当者が時間を取られている業務です。Claude Code を使えば、売上データを渡すだけで見栄えの良いレポートが自動生成されます。

このレッスンでは、CSVの売上データから部門別・商品別の集計レポートをHTMLで出力する流れを学びます。

Before / After:レポート作成の変化

営業レポート作成の Before / After を見てみましょう。

Before(手作業)

  1. Excelにデータを貼り付ける → 10分
  2. ピボットテーブルで集計 → 15分
  3. グラフを作成して見栄えを整える → 20分
  4. PowerPointに転記 → 15分 合計: 約1時間

After(Claude Code)

  1. CSVファイルを用意する → 既存
  2. 「レポートを作って」と指示 → 3分 合計: 約3分

毎週のレポートなら、月に4時間が12分に短縮されます。

> sales-data.csv から営業レポートのHTMLを作って。
> グラフ付きで、ブラウザで開いて確認できるように。

データの準備

まずサンプルの売上データを用意しましょう。実際の業務では、社内システムからエクスポートしたCSVやExcelファイルを使います。

> 2024年1月〜3月の架空の売上データCSVを作って。
> 列は「日付, 担当者, 部門, 商品名, 金額, 件数」。
> 50行分、部門は「法人営業, 個人営業, パートナー」。

レポート生成

用意したデータからレポートを自動生成します。

> sales-data.csv を読み込んで、以下の営業レポートHTMLを作って。
> - 月別の売上推移グラフ(棒グラフ)
> - 部門別の売上比較(円グラフ)
> - 担当者別の売上ランキング(テーブル)
> - Chart.js を CDN で読み込んで使って。

期待される出力

Claude Code は以下のようなHTMLレポートを生成します。

  • ヘッダーに「営業レポート 2024年1月〜3月」のタイトル
  • KPIカード(総売上、件数、前月比)
  • Chart.js による棒グラフと円グラフ
  • 担当者別の売上テーブル(降順ソート)
  • レスポンシブ対応で、スマホでも見やすい

ブラウザで開くだけで、そのまま社内共有できるクオリティです。

レポートをカスタマイズする

生成されたレポートを追加指示で改善できます。

> レポートに以下を追加して。
> - 会社のロゴ画像の代わりに「ABC株式会社」のテキストロゴ
> - フッターに作成日時を自動表示
> - 印刷用のスタイルシート(@media print

定期実行の仕組み化

レポート生成を定期的に実行する方法もあります。

  1. シェルスクリプトにまとめて cron で自動実行
  2. Claude Code の --print モードでバッチ実行
  3. GitHub Actions と組み合わせて自動化

一度作ったプロンプトは繰り返し使えるので、最初の投資で毎月の作業を削減できます。

# --print モードで非対話的にレポート生成
claude --print "sales-data.csv を読み込んで
営業レポート report.html を生成して"

まとめ

このレッスンのポイントを振り返ります。

  • CSVデータから見栄えの良いHTMLレポートを自動生成できる
  • Chart.js で棒グラフ・円グラフを簡単に追加できる
  • 追加指示でロゴ、フッター、印刷対応をカスタマイズ可能
  • --print モードやcronで定期実行の仕組みにできる

次のレッスンでは、Excelファイルの加工を自動化します。

Claude Code で営業レポートを自動生成するときに最初にやることは?