4-1 営業レポート自動生成
無料売上データから営業レポートを自動生成する方法を学びます。
営業レポートの自動化
毎週・毎月の営業レポート作成は、多くの営業担当者が時間を取られている業務です。Claude Code を使えば、売上データを渡すだけで見栄えの良いレポートが自動生成されます。
このレッスンでは、CSVの売上データから部門別・商品別の集計レポートをHTMLで出力する流れを学びます。
ポイント
レポート生成のプロンプトを一度完成させたら、ファイルに保存しておきましょう。来月も同じプロンプトを使い回せます。
Before / After:レポート作成の変化
営業レポート作成の Before / After を見てみましょう。
Before(手作業)
- Excelにデータを貼り付ける → 10分
- ピボットテーブルで集計 → 15分
- グラフを作成して見栄えを整える → 20分
- PowerPointに転記 → 15分 合計: 約1時間
After(Claude Code)
- CSVファイルを用意する → 既存
- 「レポートを作って」と指示 → 3分 合計: 約3分
毎週のレポートなら、月に4時間が12分に短縮されます。
> sales-data.csv から営業レポートのHTMLを作って。
> グラフ付きで、ブラウザで開いて確認できるように。ポイント
最初は実際の売上データではなくダミーデータで練習してください。プロンプトが完成してから本番データに切り替えるのが安全です。
データの準備
まずサンプルの売上データを用意しましょう。実際の業務では、社内システムからエクスポートしたCSVやExcelファイルを使います。
> 2024年1月〜3月の架空の売上データCSVを作って。
> 列は「日付, 担当者, 部門, 商品名, 金額, 件数」。
> 50行分、部門は「法人営業, 個人営業, パートナー」。レポート生成
用意したデータからレポートを自動生成します。
> sales-data.csv を読み込んで、以下の営業レポートHTMLを作って。
> - 月別の売上推移グラフ(棒グラフ)
> - 部門別の売上比較(円グラフ)
> - 担当者別の売上ランキング(テーブル)
> - Chart.js を CDN で読み込んで使って。ポイント
「Chart.js を CDN で」のように、使用するライブラリを指定すると安定した結果が得られます。
期待される出力
Claude Code は以下のようなHTMLレポートを生成します。
- ヘッダーに「営業レポート 2024年1月〜3月」のタイトル
- KPIカード(総売上、件数、前月比)
- Chart.js による棒グラフと円グラフ
- 担当者別の売上テーブル(降順ソート)
- レスポンシブ対応で、スマホでも見やすい
ブラウザで開くだけで、そのまま社内共有できるクオリティです。
ポイント
生成されたHTMLはブラウザで開いて確認してください。見た目が気に入らなければ「グラフの色を青系にして」のように追加指示で改善できます。
レポートをカスタマイズする
生成されたレポートを追加指示で改善できます。
> レポートに以下を追加して。
> - 会社のロゴ画像の代わりに「ABC株式会社」のテキストロゴ
> - フッターに作成日時を自動表示
> - 印刷用のスタイルシート(@media print)定期実行の仕組み化
レポート生成を定期的に実行する方法もあります。
- シェルスクリプトにまとめて cron で自動実行
- Claude Code の --print モードでバッチ実行
- GitHub Actions と組み合わせて自動化
一度作ったプロンプトは繰り返し使えるので、最初の投資で毎月の作業を削減できます。
# --print モードで非対話的にレポート生成
claude --print "sales-data.csv を読み込んで
営業レポート report.html を生成して"まとめ
このレッスンのポイントを振り返ります。
- CSVデータから見栄えの良いHTMLレポートを自動生成できる
- Chart.js で棒グラフ・円グラフを簡単に追加できる
- 追加指示でロゴ、フッター、印刷対応をカスタマイズ可能
- --print モードやcronで定期実行の仕組みにできる
次のレッスンでは、Excelファイルの加工を自動化します。
ポイント
完成したプロンプトを prompt.txt として保存しておくと、来月のレポート作成時にそのままコピー&ペーストして使えます。
Claude Code で営業レポートを自動生成するときに最初にやることは?