3-3 Excel 整理
無料日常業務で最もよく使うExcelデータの整理をClaude Codeで自動化します。
Excel 作業の自動化
「Excelのデータを並べ替えたい」「重複を削除したい」「別のフォーマットに変換したい」— こうした作業は Claude Code の得意分野です。
Python の openpyxl ライブラリを使って、Excel ファイルを自動処理するスクリプトを作成できます。
> この売上データ(sales.xlsx)の重複行を削除して、
> 日付順に並べ替えて。結果は別ファイルに保存して。Before / After:Excel作業の変化
Excel の手作業がどう変わるか見てみましょう。
Before(手作業)
- 20行の名簿を部署別に並べ替え → 5分
- 500行のデータから重複を目視で削除 → 30分
- 3つのExcelを1つにまとめる → 15分
After(Claude Code)
- 「名簿を部署別に並べ替えて」→ 30秒
- 「重複を削除して」→ 30秒
- 「3つのExcelを1つにまとめて」→ 1分
データ量が増えても処理時間はほぼ変わりません。1000行でも10000行でも数秒です。
実践①:サンプルデータの作成
まず練習用のExcelファイルを作りましょう。
> 社員名簿のExcelファイル(employees.xlsx)を作って。
> 列は「社員番号, 氏名, 部署, 入社年月日, メールアドレス」。
> 20行分のダミーデータを入れて。
> 部署は「営業, 開発, 人事, 経理」のいずれか。ポイント
Claude Code は必要なライブラリ(openpyxl)を自動でインストールして実行してくれます。
実践②:データの整理
作成したExcelを加工してみましょう。
> employees.xlsx を読み込んで、以下の処理をして。
> 1. 部署ごとに行を並べ替え
> 2. 部署ごとの人数を集計した「集計」シートを追加
> 3. 結果を employees-sorted.xlsx として保存実践③:レポート生成
Excelデータからレポートを自動生成してみましょう。
> employees-sorted.xlsx のデータを使って、
> 部署別の人数分布を円グラフで表示する
> HTMLレポート(report.html)を作って。よくある失敗と対処法
Excel 処理でよくあるトラブルです。
「ModuleNotFoundError: No module named 'openpyxl'」 → Claude Code に「openpyxl をインストールして」と言えば解決します。
日本語の列名が文字化けする → 「ファイルをUTF-8で保存して」と追加指示。
元のファイルが上書きされた → 指示の中で「別のファイル名で保存して」と明記しましょう。次回からは「元のファイルは変更せず」と付け加えると安全です。
ポイント
大事なファイルを処理する前に、必ずコピーを取っておきましょう。「元のファイルは変更せず、結果は別ファイルに保存して」と指示するのがベストです。
やってみよう:自分のExcelを処理する
以下のどれかを試してみましょう。
- 手元のExcelファイルを Claude Code で読み込んで集計する
- CSVとExcelの相互変換を行う
- 複数のExcelファイルを1つに統合する
実際の業務データで試すと、Claude Code の実力がよくわかります(機密データは避けてください)。
> この3つのExcelファイルを1つに統合して。
> - sales-jan.xlsx
> - sales-feb.xlsx
> - sales-mar.xlsx
> 統合後のファイル名は sales-q1.xlsx にして。入門編の振り返り
おめでとうございます。ここまでで入門編(第1〜3章)は完了です。
学んだこと:
- Claude Code の概要と料金体系
- インストールとセットアップ
- 基本的な指示の出し方
- ファイル作成とExcel自動化
続けて第4章以降では、業務自動化、プロンプト術、Webアプリ作成など、より実践的な内容を学びます。
学習チェックリスト
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