8-3 外部ツール接続
無料GitHub やデータベースなど様々な外部ツールとの連携パターンを学びます。
利用可能な MCP サーバー
Claude Code で利用できる主要な MCP サーバーです。
- GitHub — Issue / PR の操作、コードレビュー
- PostgreSQL / MySQL — データベースの直接操作
- Brave Search — Web検索
- Puppeteer — Webページのスクレイピング
必要に応じて追加でき、Claude Code の能力を大幅に拡張できます。
# 複数の MCP サーバーを同時に設定できる
{
"mcpServers": {
"github": { "command": "npx", "args": ["-y", "@modelcontextprotocol/server-github"] },
"brave-search": { "command": "npx", "args": ["-y", "@anthropics/brave-search-mcp"] }
}
}ポイント
今一番「手作業で面倒だ」と感じているツールに対応する MCP サーバーを1つだけ試してみましょう。それが最も実感が得られる導入です。
Before / After:外部ツール操作の変化
外部ツールとの連携がどう変わるかを見てみましょう。
Before(手動操作)
- GitHub の Issue を確認 → ブラウザで1つずつ開く
- DB のデータ確認 → SQLクライアントを起動
- Web の最新情報を調べる → ブラウザで検索して手動でまとめる
After(MCP 連携)
- 「GitHub の未対応 Issue を一覧にして」→ 自動取得
- 「users テーブルの今月の登録数を教えて」→ 直接クエリ
- 「競合3社の最新ニュースを検索してまとめて」→ Brave Search で自動収集
ポイント
複数ツールをまたぐ定型作業(例: GitHub Issue 集計 → レポート生成)は、MCP 連携で一度自動化すれば毎週数時間を節約できます。
実践:GitHub MCP
GitHub MCP サーバーを設定して、Issue の管理を Claude Code から行います。
> GitHub の @anthropics/claude-code リポジトリの
> 最新10件の Issue を取得して、
> タイトル・ラベル・作成日を一覧表示して。実践:複数 MCP の組み合わせ
複数の MCP サーバーを組み合わせると、さらに強力な自動化が可能です。
> GitHub の Issue から今週クローズされたものを取得して、
> その一覧をMarkdownにまとめて、
> weekly-report.md としてファイルに保存して。ポイント
複数の MCP サーバーを組み合わせることで、ツール間のデータ連携を完全に自動化できます。
カスタム MCP サーバー
公開されていない社内ツールとの連携が必要な場合、カスタム MCP サーバーを作ることもできます。
MCP の仕様は公開されており、Node.js や Python で実装可能です。Claude Code 自体に「MCP サーバーを作って」と依頼すれば、ひな形を生成してくれます。
> 社内の在庫管理API(REST API)に接続する
> カスタム MCP サーバーのひな形を作って。
> エンドポイント: GET /api/inventory, POST /api/orders
> Node.js(TypeScript)で実装して。よくある失敗と対処法
外部ツール接続でよくあるトラブルです。
MCP サーバーが起動しない → Node.js のバージョンが18以上であることを確認してください。
GitHub API のレート制限に引っかかる → Personal Access Token を設定すると、レート制限が緩和されます。
DB 接続がタイムアウトする → 接続先のホスト・ポート・認証情報を確認してください。ローカル DB の場合は起動しているか確認。
# Node.js バージョンの確認
node --version
# v18.0.0 以上が必要
# MCP サーバーの接続状態を確認
> /mcpMCP 連携のベストプラクティス
MCP を効果的に使うためのベストプラクティスです。
- 必要最小限のサーバーだけ追加 — 使わないサーバーは削除
- 権限は最小限に — 読み取りだけで良い場合は書き込み権限を与えない
- API キーは定期的にローテーション — セキュリティのため
- 公式サーバーを優先 — コミュニティ製は信頼性を確認してから
- まずは公開サーバーを試してから、必要に応じてカスタムサーバーの開発を検討
ポイント
まずは公開されている MCP サーバーを試してから、必要に応じてカスタムサーバーの開発を検討しましょう。
まとめ
このレッスンのポイントを振り返ります。
- GitHub、DB、Brave Search など様々なツールと MCP で連携可能
- 複数の MCP サーバーを組み合わせてワークフローを自動化
- カスタム MCP サーバーで社内ツールとも連携できる
- セキュリティと権限管理を忘れずに
次の第9章では、Claude Code のコスト管理を詳しく学びます。
ポイント
MCP 連携を1つマスターすると「他も試したい」と自然に感じられます。1つ成功させることが一番の近道です。