カリキュラム/第8章: MCP 連携/8-3 外部ツール接続

8-3 外部ツール接続

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GitHub やデータベースなど様々な外部ツールとの連携パターンを学びます。

8章: MCP 連携15分
酒井歩乃加
監修: 酒井歩乃加

フリーランス編集者・ライター / 元マイベスト編集ディレクター

平原尚樹
監修: 平原尚樹

株式会社BlueAI 代表取締役CEO / ソフトウェアエンジニア

利用可能な MCP サーバー

Claude Code で利用できる主要な MCP サーバーです。

  • GitHub — Issue / PR の操作、コードレビュー
  • PostgreSQL / MySQL — データベースの直接操作
  • Brave Search — Web検索
  • Puppeteer — Webページのスクレイピング

必要に応じて追加でき、Claude Code の能力を大幅に拡張できます。

# 複数の MCP サーバーを同時に設定できる
{
  "mcpServers": {
    "github": { "command": "npx", "args": ["-y", "@modelcontextprotocol/server-github"] },
    "brave-search": { "command": "npx", "args": ["-y", "@anthropics/brave-search-mcp"] }
  }
}

Before / After:外部ツール操作の変化

外部ツールとの連携がどう変わるかを見てみましょう。

Before(手動操作)

  • GitHub の Issue を確認 → ブラウザで1つずつ開く
  • DB のデータ確認 → SQLクライアントを起動
  • Web の最新情報を調べる → ブラウザで検索して手動でまとめる

After(MCP 連携)

  • 「GitHub の未対応 Issue を一覧にして」→ 自動取得
  • 「users テーブルの今月の登録数を教えて」→ 直接クエリ
  • 「競合3社の最新ニュースを検索してまとめて」→ Brave Search で自動収集

実践:GitHub MCP

GitHub MCP サーバーを設定して、Issue の管理を Claude Code から行います。

> GitHub の @anthropics/claude-code リポジトリの
> 最新10件の Issue を取得して、
> タイトル・ラベル・作成日を一覧表示して。

実践:複数 MCP の組み合わせ

複数の MCP サーバーを組み合わせると、さらに強力な自動化が可能です。

> GitHub の Issue から今週クローズされたものを取得して、
> その一覧をMarkdownにまとめて、
> weekly-report.md としてファイルに保存して。

カスタム MCP サーバー

公開されていない社内ツールとの連携が必要な場合、カスタム MCP サーバーを作ることもできます。

MCP の仕様は公開されており、Node.js や Python で実装可能です。Claude Code 自体に「MCP サーバーを作って」と依頼すれば、ひな形を生成してくれます。

> 社内の在庫管理API(REST API)に接続する
> カスタム MCP サーバーのひな形を作って。
> エンドポイント: GET /api/inventory, POST /api/orders
> Node.js(TypeScript)で実装して。

よくある失敗と対処法

外部ツール接続でよくあるトラブルです。

MCP サーバーが起動しない → Node.js のバージョンが18以上であることを確認してください。

GitHub API のレート制限に引っかかる → Personal Access Token を設定すると、レート制限が緩和されます。

DB 接続がタイムアウトする → 接続先のホスト・ポート・認証情報を確認してください。ローカル DB の場合は起動しているか確認。

# Node.js バージョンの確認
node --version
# v18.0.0 以上が必要

# MCP サーバーの接続状態を確認
> /mcp

MCP 連携のベストプラクティス

MCP を効果的に使うためのベストプラクティスです。

  1. 必要最小限のサーバーだけ追加 — 使わないサーバーは削除
  2. 権限は最小限に — 読み取りだけで良い場合は書き込み権限を与えない
  3. API キーは定期的にローテーション — セキュリティのため
  4. 公式サーバーを優先 — コミュニティ製は信頼性を確認してから
  5. まずは公開サーバーを試してから、必要に応じてカスタムサーバーの開発を検討

まとめ

このレッスンのポイントを振り返ります。

  • GitHub、DB、Brave Search など様々なツールと MCP で連携可能
  • 複数の MCP サーバーを組み合わせてワークフローを自動化
  • カスタム MCP サーバーで社内ツールとも連携できる
  • セキュリティと権限管理を忘れずに

次の第9章では、Claude Code のコスト管理を詳しく学びます。