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Claude API と Agent SDK

Claude Agent SDKとエージェント一覧⁠|Claude Code・Cowork・Managed Agentsの違い

要点この記事の答え
  1. エージェントは自分で手順を決めて仕事を進める使い方です。
  2. 使うならClaude Code、Cowork、Claude in Chromeです。
  3. 作るならAgent SDKかManaged Agentsを使います。
左に組み上がった使うためのエージェント (Code、Cowork、Chrome)、右に分解した作るためのエージェントがあり、中央の利用者が Agent SDK の図面を掲げる設計図。

Claudeのエージェントとは、Claudeが自分で手順を決め、道具を使いながら仕事を最後まで進める使い方のことです。 使うためのClaude Code、Claude Cowork、Claude in Chromeと、作るためのClaude Agent SDKやClaude Managed Agentsに分かれます。Claude Codeの中にも、Exploreのようなエージェントがいます。まずは、自分が使う側か作る側かを決めます。

公式のAgent SDKの概要では、エージェントを「自分で手順を計画し、ファイルを読む、コマンドを動かす、コードを直すといった道具を呼び出して、仕事を終わらせるアプリケーション」としています。Agent SDKは、Claude Codeを動かしているのと同じ道具、繰り返しの仕組み、文脈の管理を、PythonとTypeScriptから使えるようにしたライブラリです。

内容は、2026年10月26日に公式のAgent SDKの概要、Agent SDKのクイックスタート、ツールの一覧、Claude Codeで並行して動かす方法、サブエージェントの説明、Managed Agentsの概要、APIの料金表、Agent SDKをClaudeのプランで使う、Claude in Chromeの始め方、claude.comの料金頁、Claude Duetの製品頁と照らし合わせました。

Agent SDKでエージェントを作る方法と、プログラムからClaude APIを使う方法の全体は、Claude APIの使い方にまとめています。

エージェントとして動くClaudeの一覧

名前何をするか使う側か作る側か提供の状態
名前Claude Code何をするかコードを読み、書き、コマンドを動かして開発の仕事を進める使う側か作る側か使う提供の状態Pro以上の有料プランとAPI
名前Claude Cowork何をするかフォルダやツールを渡して、調べもの、分析、資料作りを任せる使う側か作る側か使う提供の状態新しいClaudeの画面に統合中
名前Claude in Chrome何をするかChromeの中でページを読み、クリックし、入力する使う側か作る側か使う提供の状態Pro、Max、Team、Enterprise
名前Claude Duet何をするか何に目を向けるべきかを見て、先回りして仕事を進める使う側か作る側か使う提供の状態米国のProとMaxで順番待ち
名前サブエージェント何をするかClaude Codeの中で、わき道の仕事を別の文脈で片付けて要約だけ返す使う側か作る側か使う提供の状態Claude Codeの機能
名前Claude Agent SDK何をするかClaude Codeと同じ仕組みを、自分のPythonやTypeScriptのアプリに組み込む使う側か作る側か作る提供の状態自分で使うならプランの枠、製品にするならAPIキー
名前Claude Managed Agents何をするかエージェントの動く場所ごとAnthropicに任せ、APIから使う使う側か作る側か作る提供の状態ベータ

製品ごとに、もう少し詳しく見ていきます。

使うためのエージェント(Claude CodeやCowork)

Claude Code

Claude Codeは、ターミナル、デスクトップアプリ、Web、VS Codeなどで動く、開発のためのエージェントです。ファイルを読み、コードを書き、テストを動かして結果を確かめるところまで自分で進めます。料金頁では、無料のFreeプランには入っておらず、Proから使えます。Claude Codeでできることは、次の記事にまとめています。

関連記事とは・始める・学ぶClaude Code(クロードコード)とは?読み方・できること・始め方Claude Codeとは、Anthropic公式のAIコーディングエージェント。コード生成・修正・Git・テストを横断でき、対象プランまたはAPIで利用できます。

Claude Cowork

Coworkは、Claude Codeと同じエージェント型のやり方で、コードを書かない仕事を任せる使い方です。作業してよいフォルダやツールを選んでゴールを伝えると、ファイルを読み書きして、表やスライドや文書に仕上げて返します。2026年9月16日のAnthropicの発表で、Coworkとチャットは1つのClaudeにまとめられることになりました。料金頁には「Claude Cowork is now just Claude」と出ていて、ProとMaxから順に切り替わっています。

関連記事Cowork と OfficeClaude Coworkとは?使い方・料金・できることを公式情報で解説Claude Coworkとは何かを公式情報で解説。できること、職種ごとの頼み方、料金とプラン、始め方、確認のモード、定期タスク、よくある失敗、Claude Codeとの違いまでまとめます。

Claude in Chrome

Claude in Chromeは、ClaudeがChromeの中でページを読み、クリックし、入力して、ブラウザの作業を代わりに進める拡張機能です。公式のヘルプでは、有料プラン(Pro、Max、Team、Enterprise)で使えるとしています。

関連記事Cowork と OfficeClaude in Chromeとは?使い方・料金・できることを公式情報で解説Claude in Chromeとは何かを公式情報で解説。できること、料金とプラン、インストール、仕事ごとの頼み方、確認のモード、使えないときの直し方、会社での設定、Claude CodeやCoworkとの違いまでまとめます。

Claude Duet

Claude Duetの製品頁では、Duetを「何に目を向けるべきかを分かっている、先回りするエージェント」と説明しています。自分用のクラウドのコンピューターで、連携したアプリを使って仕事を進めます。2026年10月26日の時点では研究段階の提供で、米国のProとMaxのプランで順番待ちを受け付けています。別の料金はなく、プランの使用量から使います。TeamとEnterpriseは対象外です。

関連記事Claude の始め方Claude Duetとは?使い方・料金・日本でいつ使えるかClaude Duetを公式情報で解説。できること、使えるプランと国、日本で使える時期、料金と使用量の上限、ウェイトリストからの始め方、許可制とパスワードを見ない安全の仕組み、まだできないこと、CoworkやClaude Codeとの違いをまとめます。

Claude Codeの中のエージェント

Claude Codeには、複数のエージェントを同時に動かす方法がいくつかあります。公式の比較は次の通りです。

方法中身向いている場面
方法サブエージェント中身1つの会話の中で、わき道の仕事を別の文脈で片付けて要約だけ返す向いている場面調べた結果やログで、元の会話が埋まってしまうとき
方法エージェントビュー中身裏で動く複数の会話を1つの画面で頼み、見張る。claude agentsで開く。研究段階の提供向いている場面独立した仕事をいくつか任せて、必要なときだけ口を出したいとき
方法エージェントチーム中身リーダー役の会話が仕事を分け、共有の作業リストとメッセージで複数の会話をまとめる。実験段階で、最初は切ってある向いている場面大きな仕事を分けて割り振り、同時に進めたいとき
方法プロジェクト中身claude.ai/⁠codeかデスクトップアプリの1つの会話から、クラウドで並行して作業を走らせる。ProとMaxで公開ベータ向いている場面何日も何週間も続く仕事を、一度説明して任せたいとき
方法動的なワークフロー中身台本で多くのサブエージェントを動かし、結果を突き合わせる向いている場面サブエージェント数個では回らない大きな仕事のとき

公式の説明では、どの方法でも動いているのはClaudeの会話で、同時に動かすほど使用量は増えます。

サブエージェントの説明によると、最初から入っているサブエージェントは、コードを読み取り専用で調べるExplore、プランモードで調べものをするPlan、複数の手順の仕事を受け持つgeneral-purposeの3つが主なものです。ほかにも、何でも受け持つclaude、/statusline で使うstatusline-setup、Claude Codeの使い方に答えるclaude-code-guideといった補助のサブエージェントがあります。自分で作るサブエージェントは、Markdownの頭にYAMLで名前と説明を書いたファイルで、そのプロジェクト用は .claude/agents/、すべてのプロジェクト用は ~/.claude/agents/ に置きます。

/agents と打つと、今の版ではこの2つの置き場所を案内する知らせが出るだけです。作るときは、Claudeに頼むかファイルを直接書きます。名前は似ていますが、/agents とエージェントビューを開く claude agents は別のものです。

サブエージェントの作り方は、次の記事で説明しています。エージェントチームの使い方はClaude Codeのエージェントチームの記事に、MCPやスキルとの使い分けはMCP・Skills・Subagentsの記事にまとめています。

関連記事広げるClaudeサブエージェントの作り方|使い方・並列実行・worktreeClaude Codeのサブエージェントは、独立した文脈で調査や作業を任せる仕組みです。作り方、並列処理の具体例、worktreeでの並行作業、Agent Teamsとの違いまでまとめて解説します。

Claude Codeを自動で動かし、CIに組み込む方法は、次の記事にまとめています。

関連記事広げるClaude Code エージェント活用術|自律的なAI開発のベストプラクティスClaude Code をエージェントとして活用するベストプラクティスを解説。自律モード、ヘッドレス実行、CI/CD 統合、GitHub Actions との連携方法を紹介します。

作るためのエージェント(Agent SDK)

Claude Agent SDKとは

Claude Agent SDKは、Claude Codeをライブラリとして使い、自分のアプリの中でエージェントを動かすためのものです。中ではClaude Codeの本体を動かしていて、次のものがClaude Codeと同じように使えます。

  • ファイルの読み書き、コマンドの実行、Web検索などの道具
  • 道具の前後で自分のコードを動かすフック
  • サブエージェント、MCP、権限の設定
  • 会話の続きから再開したり、枝分かれさせたりするセッション
  • プロジェクトの .claude/ と ~/.claude/ から読むスキル、コマンド、メモリー

言語はPythonとTypeScriptです。ほかの言語からは、Claude Codeを -p と --output-format json を付けて別のプロセスとして動かします。ソースはTypeScript版とPython版、例はclaude-agent-sdk-demosにあります。以前のClaude Code SDKから移るときは、公式の移行の手引きを見ます。

自分の製品の名前には、「Claude Agent」や「〇〇 Powered by Claude」は使えますが、「Claude Code」や「Claude Code Agent」は使えません。利用の条件はAnthropicの商用の利用規約です。

Claude Managed Agents

Managed Agentsは、エージェントの仕組みと動く場所までをAnthropicが用意するサービスです。長く続く仕事や、結果をあとで受け取る仕事に向きます。エージェント(モデル、指示、道具、MCP、スキル)、環境(Anthropicのクラウドの作業場所か、自分で用意した作業場所)、セッション、イベントの4つを組み合わせて使います。道具は、Bash、ファイルの読み書きと検索、Web検索とページの取得、MCPです。

いまはベータで、すべてのAPIのアカウントで最初から使えます。今のところ、データを残さない契約(Zero Data Retention)や、米国の医療の情報を扱う契約(HIPAA BAA)の対象にはなっていません。APIの料金表によると、料金はトークンの料金と、動いている(running)時間1時間につき$0.08です。待っている時間は数えません。セッションの中のWeb検索は、1,000回につき$10です。

関連記事料金とプランClaude APIの料金|モデル別の単価、キャッシュとバッチの割引、計算例Claude APIの料金を公式の料金表で解説。モデル別の単価、キャッシュとバッチの割引、Web検索などの追加料金、支払い方、公式の単価で計算した料金の例をまとめます。

どれで作るか

Agent SDKの概要にある使い分けは次の通りです。

やりたいこと使うもの
やりたいことClaude Codeのエージェントを、自分が動かすPythonやTypeScriptのアプリに組み込む使うものAgent SDK
やりたいことターミナルで対話しながら開発する、1回きりの仕事を頼む使うものClaude Code
やりたいこと自分のコードからClaude APIを直接呼び、道具の繰り返しは自分で書く使うものClient SDK
やりたいことエージェントの動く場所ごとAnthropicに任せる使うものManaged Agents

Agent SDKで自分のエージェントを作りたい方は、このサイトを運営するBlueAIの「Claude サロン」で相談できます。週ごとのClaude Codeの変化のまとめと雛形を受け取れて、分からない点をLINEで質問できます(申し込みの頁は準備中です)。中身と料金はClaudeの学び方の記事に載せています。

エージェントの作り方

ここでは、公式のクイックスタートの流れで、Agent SDKのエージェントを動かします。必要なのは、Node.js 18以上かPython 3.10以上と、Anthropicのアカウントです。

1. SDKを入れる

Pythonでは、仮想環境を作ってから入れます。

コマンド
python3 -m venv .venv
source .venv/bin/activate
pip install claude-agent-sdk

uvを使うときは uv init のあとに uv add claude-agent-sdk です。TypeScriptでは次のように入れます。

コマンド
npm init -y
npm pkg set type=module
npm install @anthropic-ai/claude-agent-sdk
npm install --save-dev tsx

どちらのSDKにもClaude Codeの本体が入っているので、多くの場合はClaude Codeを別に入れなくて済みます。

2. APIキーを設定する

Claude ConsoleでAPIキーを作り、エージェントを動かすシェルで環境変数に入れます。

コマンド
export ANTHROPIC_API_KEY=your-api-key

ここではクイックスタートのとおりAPIキーで動かします。自分で使う分をClaudeのプランの上限から使う方法は、プランでAgent SDKを使う説明にあります。

SDKは .env のファイルを自分では読みません。.env に書くときは、dotenvなどで自分で読み込みます。Amazon Bedrock、Claude Platform on AWS、GoogleのクラウドのAgent Platform、Microsoft Foundryを使うときは、それぞれの環境変数(CLAUDE_CODE_USE_BEDROCK=1 など)を設定します。

3. 直させるファイルを用意する

クイックスタートでは、わざとバグを入れた utils.py をプロジェクトのフォルダに作ります。

ファイル
def calculate_average(numbers):
    total = 0
    for num in numbers:
        total += num
    return total / len(numbers)


def get_user_name(user):
    return user["name"].upper()

空のリストを渡すと0で割ってしまい、None を渡すとエラーで止まる、という2つのバグがあります。

4. エージェントを書いて動かす

公式のクイックスタートにある、utils.py のバグを探して直すエージェントです。Pythonでは agent.py に書きます。

ファイル
import asyncio
from claude_agent_sdk import query, ClaudeAgentOptions, AssistantMessage, ResultMessage


async def main():
    # Agentic loop: streams messages as Claude works
    async for message in query(
        prompt="Review utils.py for bugs that would cause crashes. Fix any issues you find.",
        options=ClaudeAgentOptions(
            allowed_tools=["Read", "Edit", "Glob"],  # Auto-approve these tools
            permission_mode="acceptEdits",  # Auto-approve file edits
        ),
    ):
        # Print human-readable output
        if isinstance(message, AssistantMessage):
            for block in message.content:
                if hasattr(block, "text"):
                    print(block.text)  # Claude's reasoning
                elif hasattr(block, "name"):
                    print(f"Tool: {block.name}")  # Tool being called
        elif isinstance(message, ResultMessage):
            print(f"Done: {message.subtype}")  # Final result


asyncio.run(main())

TypeScriptでは agent.ts に書きます。

ファイル
import { query } from "@anthropic-ai/claude-agent-sdk";

// Agentic loop: streams messages as Claude works
for await (const message of query({
  prompt: "Review utils.py for bugs that would cause crashes. Fix any issues you find.",
  options: {
    allowedTools: ["Read", "Edit", "Glob"], // Auto-approve these tools
    permissionMode: "acceptEdits" // Auto-approve file edits
  }
})) {
  // Print human-readable output
  if (message.type === "assistant" && message.message?.content) {
    for (const block of message.message.content) {
      if ("text" in block) {
        console.log(block.text); // Claude's reasoning
      } else if ("name" in block) {
        console.log(`Tool: ${block.name}`); // Tool being called
      }
    }
  } else if (message.type === "result") {
    console.log(`Done: ${message.subtype}`); // Final result
  }
}

動かすときは、Pythonなら python agent.py(uvなら uv run agent.py)、TypeScriptなら npx tsx agent.ts です。Claudeの考えと使った道具が順に出て、最後に Done: success と出ます。

query がエージェントの繰り返しを始める入り口で、prompt が頼む仕事、options が設定です。allowed_tools(TypeScriptは allowedTools)に書いた道具は、許可を聞かずに使います。permission_mode="acceptEdits" は、ファイルの編集を自動で認める設定です。ほかに、指示を足す system_prompt(systemPrompt)やMCPをつなぐ mcpServers などがあります。

5. 道具を選ぶ

道具の名前は、ツールの一覧にある名前をそのまま書きます。クイックスタートの目安は次の通りです。

渡す道具できること
渡す道具Read、Glob、Grepできること読むだけの分析
渡す道具Read、Edit、Globできること分析とコードの修正
渡す道具Read、Edit、Bash、Glob、Grepできることコマンドの実行まで含めた自動化

Webを調べさせるときは WebSearch を足します。ツールの一覧では、Bash、Edit、Write、WebFetch、WebSearch などは許可が要る道具です。Read、Glob、Grep は、作業フォルダの中を読むときは許可が要りませんが、フォルダの外を読むときは確認が出ることがあります。

Not logged in や Invalid API key と出たときは、エージェントを動かすシェルで ANTHROPIC_API_KEY が設定されているかを確かめます。CLIからClaude Codeを動かす方法とAPIキーの扱いは、次の記事にまとめています。

関連記事Claude API と Agent SDKClaude Code APIの使い方|APIキー・料金確認・Bedrock・SDKClaude CodeをAPIキーで使う手順と、サブスクとの優先順位、Amazon Bedrock・Google Cloudでの設定、/usageとConsoleでのAPI料金の確認を解説。Claude APIの単価とレート制限、claude -p・Agent SDK・Client SDKの使い分けも。

どれを使えばいいか

  • プログラムを書く、直す仕事なら Claude Code
  • 調べもの、表やスライドづくりなど、コードを書かない仕事なら Cowork
  • 目の前のWebページでの作業なら Claude in Chrome
  • 自分のアプリや仕組みにエージェントを組み込み、自分のサーバーで動かすなら Agent SDK
  • 動く場所の用意までAnthropicに任せ、長く続く仕事を頼むなら Managed Agents

迷ったら、成果物が何かで選びます。成果物がプログラムならClaude Code、文書や表ならCowork、自社の製品の中で動くものならAgent SDKかManaged Agentsです。目的に合わせた始め方は、はじめ方の頁から選べます。Claudeの機能の全体は、次の記事にまとめています。

関連記事Claude の始め方Claudeの使い方|登録・日本語設定・無料でできること・上手な頼み方を初心者向けに解説Claudeの使い方を初心者向けに解説。アカウントの作り方、日本語の設定、画面の見方、無料と有料の違い、上手な頼み方、仕事での使い方、機能ごとの使い方、よくある失敗とFAQをまとめます。

エージェントモードと機能

この記事で照らし合わせた公式の頁には、「エージェントモード」という名前の切り替えは出てきません。Claudeがエージェントとして動くのは、上の表の製品や機能を使うときです。エージェントとして働くための主な機能は次の通りです。

機能中身
機能道具中身ファイルの読み書き、コマンドの実行、Web検索、ブラウザの操作など
機能権限中身どの道具を許可なしで使い、どの道具は許可を聞くかを決める
機能サブエージェント中身わき道の仕事を別の文脈に任せる
機能MCP中身データベースや社内のツールなど、外の仕組みにつなぐ
機能スキル中身決まった手順や知識をまとめておき、必要なときに読み込む

スキルについてはClaudeのスキルの記事で説明しています。

エージェントを使うときの注意

エージェントは自分で手を動かすぶん、普通のチャットより気をつけることがあります。各製品の公式の説明に共通しているのは次の点です。

  • 作業してよい範囲(フォルダ、サイト、道具)を狭く渡す
  • お金、自分の名前で送るメッセージ、大事なファイルにかかわる仕事は、許可を求める設定にして近くで見る
  • Webのページやメールに隠した指示でエージェントをだますプロンプトインジェクションに気をつけ、頼んでいない動きがあればすぐ止める
  • 同時に動かすエージェントが多いほど、使用量や料金は増える

Agent SDKで他の人に使ってもらう製品を作るときは、認証にも気をつけます。クイックスタートでは、Anthropicの許可がない限り、ほかの会社が自分の製品でclaude.aiのログインやプランの使用量を使わせることはできず、APIキーで認証するよう書いています。

Claude Codeを安全に始める手順は、次の記事にまとめています。

関連記事安全と会社での利用Claude Codeを安全に始める初期設定|初心者の30分スターターClaude Codeを安全に始める初心者向け手順。専用フォルダ、ダミーデータ、権限設定、確認、復旧を30分で試せます。

よくある質問

Claude CodeとAgent SDKはどう違いますか?

Claude Codeは人がターミナルなどで使うための製品で、Agent SDKはClaude Codeと同じ仕組みを自分のアプリに組み込んで作るためのライブラリです。Agent SDKは中でClaude Codeの本体を動かすので、道具や権限、サブエージェント、MCPを同じように使えます。

Managed Agentsとは何ですか?

エージェントの仕組みと動く場所までをAnthropicが用意し、APIから使うサービスです。長く続く仕事や、結果をあとで受け取る仕事に向きます。いまはベータで、料金はトークンの料金と、動いている時間1時間につき$0.08です。

Agent SDKはClaudeのサブスクで使えますか?APIキーは必要ですか?

自分で使う分は、プランの使用量の上限から使えます。2026年10月7日からは、MaxとTeamのプランに、Agent SDKやManaged Agentsにも使える月ごとのAPIのクレジットが付いています。ほかの人に提供する製品は、APIキーで認証します。APIキーで使うと、使ったトークンの分の料金がかかります。

非エンジニアでもエージェントを作れますか?

Agent SDKとManaged Agentsは、PythonやTypeScript、APIを使った開発が前提です。コードを書かずにエージェントに仕事を任せたいときは、CoworkやClaude in Chromeを使います。

Claudeのエージェントは無料で使えますか?

Claude CodeとClaude in Chromeは、無料のFreeプランでは使えず、Pro以上の有料プランで使えます。Agent SDKとManaged Agentsは、プランの枠かAPIの料金で使います。

サブエージェントとは何ですか?

Claude Codeの中で、わき道の仕事を別の文脈で片付けて、要約だけを元の会話に返すエージェントです。最初からExplore、Plan、general-purposeなどがあり、自分で作るときは .claude/agents/ にファイルを置きます。