Claude Codeの トークン 節約 何が 使うか・ 確認方法・ 減らすコツ
- Claude Codeは毎回、会話全体を送り直してトークンを使います。
- /clearで仕事ごとに会話を分けるのがいちばん効きます。
- 何に使ったかは/contextと/usageで見られます。

Claude Codeのトークンを節約するいちばんの近道は、毎回送られる会話(コンテキスト)を小さく保つことです。 Claude Codeは返事のたびに、それまでの会話、CLAUDE.md、読んだファイル、ツールの結果をまとめてモデルに送り直します。会話が大きいほど、1行の質問でも多くのトークンを使います。
効く順に挙げると、関係のない仕事に移るときの/clear、長い会話の/compact、作業に合うモデルとeffortの選び方、CLAUDE.mdを短くしてスキルに移すこと、量の多い作業をサブエージェントに任せることです。何がどれだけ使っているかは/contextと/usageで見られます。
ProやMaxで「何トークンまで使えるか」は公表されていません。プランの上限は、5時間ごとの枠と週の枠で決まります。
内容は、2026年10月26日に公式のコストの管理、コンテキストウィンドウの説明、プロンプトキャッシュの説明、コマンド一覧、ステータスライン、モデルの設定、コードインテリジェンスのプラグイン、料金頁、ヘルプセンターのPro・MaxでClaude Codeを使う方法、Claude Codeのモデル・使用量・上限、使用量を節約するコツと照らし合わせました。節約の効き目を自分の環境で測った数字は載せていません。
Claude Codeで トークンを 使うもの
Claude Codeは、メッセージを送るたびに新しいリクエストを作ります。モデルは前のリクエストを覚えていないので、必要なものを毎回全部送り直します。送るものは次のとおりです(プロンプトキャッシュの説明)。
| 層 | 中身 | 変わるとき |
|---|---|---|
| 層システムプロンプト | 中身Claude Codeの | 変わるとき読み込む |
| 層プロジェクトの文脈 | 中身CLAUDE.md、 | 変わるとき始めた/clear・/compactのあと |
| 層会話 | 中身あなたの | 変わるとき毎回 |
何も打たないうちから入っているのは、CLAUDE.md、自動メモリ、MCPのツールの名前、スキルの説明です(コンテキストウィンドウの説明)。作業が進むと、読んだファイル、コマンドの出力、Claudeの返事が会話にたまっていきます。
使う量が増えやすいのは、次のところです。
- 会話の履歴。 いちばん速く増えます。1日開いたままの会話では、短い質問でも会話全体の分を読み直します
- 読んだファイルと貼ったもの。 長いログを貼ると、その会話が続くかぎり毎回送られます。ファイルの場所を伝えれば、Claudeが要るところだけ読めます(ヘルプ)
- 考える量(extended thinking)。 考えた分は出力のトークンとして数えられ、モデルによっては1回で数万トークンになることがあります(コストの管理)
- サブエージェントとエージェントチーム。 本体の会話とは別に、それぞれがリクエストを送ります。エージェントチームは、仲間がプランモードで動くと、ふつうの会話のおよそ7倍のトークンを使います
- 裏で動くもの。
claude --resumeのための会話の要約などで、何もしていなくても少し使います。公式の説明では、ふつうは1セッションあたり$0.04未満です
キャッシュで 読み直しは 安くなる
毎回全部送り直しても、同じ前半はキャッシュから読まれます。キャッシュの読み出しは、ふつうの入力より安い単価で数えられます(プロンプトキャッシュの説明)。Claude Codeはこれを自動で使うので、設定は要りません。
ただし、前半が1文字でも変わると、そこから後ろは読み直しになります。キャッシュが切れて全部読み直しになるのは、たとえば次のときです。
- 会話の途中で
/modelでモデルを替える - 途中でeffortを替える(Opus 5.5、Sonnet 5.5、Haiku 5.5、Fable 5.1をAPIキーかClaudeのプランで使う場合は、キャッシュは残ります)
- fast modeを入れる、切る
- MCPのツールを最初から読み込む設定で、途中でMCPサーバーをつなぐ、外す
- 休憩がキャッシュの期限より長い
期限は、Claudeのプランで枠の中で使う本体の会話が1時間、APIキーやクラウドで使う場合が5分です。休憩のあとの最初の1回が重いのは、このためです。
トークンの 使い方を 確かめる方法
| 見たいもの | 方法 |
|---|---|
| 見たいものいまの | 方法/context |
| 見たいものプランの | 方法/usage |
| 見たいもの会話の | 方法ステータスライン |
| 見たいものいまの | 方法スピナーの |
/contextで 会話の 中身を見る
/contextは、いまのコンテキストの使い方を色のついたマスで見せます。CLAUDE.md、自動メモリ、ツール、会話のそれぞれがどれだけ場所を取っているかと、どのCLAUDE.mdが読み込まれたかが出ます。場所を取りすぎているツールやメモリがあれば、減らし方の提案も出ます(コマンド一覧)。
/usageで 何に 使ったかを見る
/usageは、セッションのトークンと概算の金額、プランの使用量のバーを出します。/costと/statsは同じ画面を開く別名です。
Pro、Max、Team、Enterpriseのプランでは、何がプランの枠を使ったかの内訳も出ます(コストの管理)。
- 使った先の割合。 スキル、サブエージェント、プラグイン、MCPサーバーごとに、最近の使用量の何%かが出ます
- 直し方の提案。 最近の使用量の10%以上にかかわるものが、1行に1つ並びます。たとえば「このCLAUDE.mdを短くする(1回のリクエストで49kトークン)」のような行です
/loopなどの定期的な仕事。 よく使っているものが、回数と1回あたりのトークンとともに出ます
dとwで、直近24時間と直近7日を切り替えます。下にf to fixと出ていれば、v2.1.305以降はfを押すと、Claude Codeができる提案を代わりに当ててくれます(変える前に見せてくれます)。数字はその機械のClaude Codeの記録から計算した目安なので、claude.aiのチャットやほかの端末の分は入りません。
画面の上のセッションの金額は、APIで使う人向けの目安です。ProやMaxのプランで使う分には、この金額は請求されません。
5時間の枠と週の枠の見方、上限に当たったときの対処は、次の記事にまとめています。
関連記事ステータスラインと スピナーの数
ステータスラインを設定すると、会話がコンテキストの何%を使っているか(context_window.used_percentage)や、セッションの概算の金額を画面の下に出し続けられます。/statuslineで、出したいものを言葉で頼んで作れます(ステータスライン)。
Claudeが動いている間、スピナーの横に「↓ 5.5k tokens」のような数が出ます。これは、いまの1回の返事が出したトークン(考えた分とツールの呼び出しを含む)の目安です。送った会話の大きさは入っていないので、/usageの数とは合いません。
Pro・ Maxで 使える トークン数
ProやMaxで何トークン使えるかという数は、公式には出ていません。 公式の料金頁は、決まったメッセージの数はないとしたうえで、次のように比べて書いています。
| プラン | 使える |
|---|---|
| プランPro | 使える量の書き方(料金頁)5時間の |
| プランMax | 使える量の書き方(料金頁)5時間の |
上限は、ふつう5時間ごとのセッションの枠と、週の枠の2つです。Maxには、これらに加えてFableだけの別の週の枠もあります。この枠は、claude.aiのチャットとClaude Codeで共通です(ヘルプ)。同じ枠でも、会話の長さ、読ませたファイル、モデル、effortで、使える回数は大きく変わります。
1つの会話に入る量(コンテキストウィンドウ)は、これとは別の話です。ステータスラインに渡る値の説明では、ふつうは200,000トークンで、長い文脈に対応したモデルでは1,000,000トークンです。どのモデルとプランで1,000,000トークンになるかと、いっぱいになったときの圧縮は、次の記事で説明しています。
関連記事ProとMaxのどちらにするかは、次の記事で比べています。
関連記事トークンを 節約するコツ
公式のコストの管理に載っている方法を、効きやすい順に並べました。
| やること | 方法 |
|---|---|
| やること関係の | 方法/clear |
| やること続けたい | 方法/compact 残したいこと |
| やることふだんの | 方法/model |
| やること深く | 方法/effort |
| やること特定の | 方法スキル |
| やることログや | 方法サブエージェント |
| やること使っていない | 方法/mcp |
| やること頼む | 方法指示の |
/clearで 仕事ごとに 会話を 分ける
ヘルプは、/clearを質と費用の両方にいちばん効く手だとしています。前の仕事の会話を残したままにすると、そのあとのメッセージのたびに送られ続けます。/clearそのものはトークンを使いません。あとで戻るなら、先に/renameで名前を付けておくと/resumeで探せます。
/compactは 区切りの いい ところで
同じ仕事を続けたいときは/compactで会話を要約します。/compact テストの結果と変えたコードを残すのように、残したいことを書けます。プロジェクトのCLAUDE.mdに、圧縮のときに残すものを書いておくこともできます。
# Compact instructions
When you are using compact, please focus on test output and code changes要約するときに会話全体を読むので、/compact自体も大きなリクエストになります。作業の途中で自動の圧縮を待つより、仕事の区切りで自分で走らせるほうが、かかる時を選べます。間違った方向に進んだ会話を捨てたいときは、/compactより/rewindで前に戻るほうが、すでにあるキャッシュを使えます。
モデルと effortを 作業に 合わせる
ふつうのコーディングはSonnetで足ります。Opusは込み入った設計や何段も考える作業に取っておきます(コストの管理)。ヘルプは、軽い調べものや簡単な直し、量の多い自動の実行にはHaikuを挙げています。
考える深さはeffortで変えます。簡単な作業なら/effortで下げます。Opus 5.5、Sonnet 5.5、Haiku 5.5の既定はmediumです(モデルの設定)。/configでthinkingを切ることもできますが、Opus 5.5、Sonnet 5.5、Haiku 5.5、Fableのモデルは常に考えるので切れません。
キャッシュを生かすために、モデルとeffortは会話の最初に決め、途中ではなるべく替えないようにします。
関連記事CLAUDE.mdを 短くし、 手順は スキルへ
CLAUDE.mdは、会話を始めたときに毎回まるごと読み込まれます。PRのレビューやデータベースの移行のような特定の作業の手順まで書くと、関係のない作業のときも、その分のトークンを使い続けます。スキルは呼ばれたときだけ中身が読み込まれるので、こうした手順はスキルに移します。公式は、CLAUDE.mdを200行以内にすることを勧めています。
関連記事プロジェクトの構成や名前の決まりをスキルにまとめておくと、Claudeがファイルをいくつも読んで調べる手間も減ります。
量の 多い 作業は サブエージェントと フックに 任せる
テストを走らせる、ドキュメントを取ってくる、ログを読むといった作業は、出力が長くなりがちです。サブエージェントに任せると、長い出力はサブエージェントの側に残り、本体の会話には要約だけが戻ります。サブエージェントのリクエストも枠を使うので、簡単な仕事なら、サブエージェントの設定でmodel: haikuを指定します。
フックを使うと、Claudeが見る前に出力を絞れます。公式の例では、テストのコマンドの前に動くフック(PreToolUse)で、失敗した行だけを残すように書き換えています。1万行のログを全部読ませる代わりに、ERRORの行だけを渡せば、数万トークンが数百トークンになります。
MCPは 使う ものだけにする
MCPのツールの定義は、既定では必要になるまで読み込まれず、名前と説明だけが入ります。それでも、使っていないサーバーは/mcpで止めます。gh、aws、gcloudのようにコマンドで済むものは、MCPサーバーよりコンテキストを使いません。MCPのツールの出力は、既定で25,000トークンまでに抑えられ、10,000トークンを超えると警告が出ます(MCPの説明)。
頼み方で 読む量を 減らす
「このコードをよくして」のようなぼんやりした頼み方は、コードベースを広く読ませます。「auth.tsのログインの関数に入力のチェックを足して」のように場所を書けば、読むファイルが少なくて済みます。大きな作業は、先にプランモード(Shift+Tab)で進め方を決めてから始めると、やり直しの分を減らせます。方向がずれたら、Escapeですぐ止めます。
トークン節約の プラグイン
公式の説明が、使う量を減らすプラグインとして挙げているのは、コードインテリジェンスのプラグインです(コストの管理)。
言語サーバーをつなぐと、Claudeは文字の検索ではなく、関数や型の名前から定義と参照をたどれます。grepで候補を探してファイルをいくつも読む代わりに、1回で定義へ飛べるので、読むファイルが減ります。TypeScriptなら、先に言語サーバーを入れてから、Claude Codeでプラグインを入れます(コードインテリジェンスのプラグイン)。
npm install -g typescript-language-server typescript/plugin install typescript-lsp@claude-plugins-officialPython(pyright-lsp)、Go(gopls-lsp)、Rust(rust-analyzer-lsp)など、ほかの言語のプラグインも公式のマーケットプレイスにあります。
日本語の記事では、トークンの使用量を集計するツールや、出力を短くするツールとして、ccusage、rtk、Cavemanなどの名前が挙がっています。どれもAnthropicのものではなく、この記事では中身と効き目を確かめていません。入れたプラグインや道具がどれだけ使っているかは、/usageの内訳でプラグインごとの割合として見られます。プラグインは自分の権限で動くので、入れる前に中身を確かめます。
トークンの料金
ProやMaxで使う分には、トークンごとの料金はかかりません。使った量はプランの枠に数えられ、上限を超えて続けるusage creditsを使ったときだけ支払いが出ます。
APIキーやクラウドで使う場合は、使ったトークンの分だけ支払います。入力と出力で単価が違い、考えた分は出力として、キャッシュの読み出しは安い単価で数えられます。モデルごとの単価と計算の例は、次の記事にまとめています。単価は公式のAPI料金表でも確かめてください。
関連記事公式のコストの管理によると、企業での利用の平均は、1人が1日使って約$13、1か月で1人$150〜250です。9割の人は1日$30未満に収まっています。/usageに出る金額は、手元でトークンの数から定価で計算した目安で、正しい請求はClaude Consoleで見ます。
プランとAPIのどちらが合うかは、次の記事で比べています。
関連記事よく ある質問
Claude Codeで 使った トークンは どこで 見られますか?
いまの会話の中身は/contextで、プランの使い具合と何に使ったかの内訳は/usageで見られます。/costと/statsは/usageの別名です。会話の使用量を常に見たいなら、ステータスラインに出します。
Proプランでは 何トークン 使えますか?
公表されていません。料金頁は、ProはFreeより多く、Maxは5時間のセッションあたりProの5倍か20倍と書いています。上限は5時間ごとの枠と週の枠(MaxにはFable用の別の週の枠もあります)で、claude.aiのチャットと共通です。
トークンを いちばん 節約できる 方法は 何ですか?
関係のない仕事に移るときに/clearで会話を空にすることです。Claude Codeは毎回会話全体を送り直すので、古い会話を残すほど使う量が増えます。続けたい長い会話は/compactで要約します。
/compactを 使えば トークンは 減りますか?
そのあとの会話は小さくなります。ただし要約するときに会話全体を読むので、/compact自体も大きなリクエストです。仕事の区切りで使い、続きが要らないなら/clearを使います。
トークン節約の プラグインは ありますか?
公式の説明が使う量を減らすものとして挙げているのは、コードインテリジェンスのプラグインです。定義を名前からたどれるので、読むファイルが減ります。ほかの人が作った節約の道具は、中身を確かめてから入れます。
Proや Maxで トークンの 料金は かかりますか?
プランの枠の中なら、トークンごとの料金はかかりません。上限を超えてusage creditsを使ったときと、APIキーで使ったときだけ、使ったトークンの分を支払います。


