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claude.ai の機能

ClaudeのWeb検索とリサーチ⁠|有効化の方法・Deep Researchの使い方・できないとき

要点この記事の答え
  1. リサーチは検索を重ねて出典付きの報告にまとめる機能です。
  2. Pro以上で使え、「+」のResearchか/deep-researchで始めます。
  3. Web検索はFreeでも使え、新しい画面では自動で検索します。
7つの出典を番号順にたどった検索の線がじょうごに集まって Claude に入り、出典番号の付いた1本の報告が出て、利用者がそれを読んでいる図。

Claudeのリサーチ(Research)は、Claudeが何回も検索を重ね、見つけたことから次に調べることを決めて、出典付きの報告にまとめる機能です。 有料プラン(Pro、Max、Team、Enterprise)で使え、入力欄の左下の「+」から「Research」を選ぶか、新しいClaudeの画面では入力欄に /deep-research と打って始めます。ふつうのWeb検索は無料のFreeプランを含むすべてのプランで使えます。

Web検索は、最新の情報が要る質問のときにClaudeがWebを調べ、出典のリンクを付けて答える機能です。今までの画面では「+」から「Web search」をオンにし、新しい画面には切り替えがなく、Claudeが必要なときに自分で検索します。リサーチはこのWeb検索を何段階も重ねる使い方で、Web検索がオフだと動きません。スキル、コネクタ、プロジェクトなどほかの機能との違いとプランはClaudeの機能一覧にまとめています。

内容は、2026年10月26日に公式のヘルプセンターのウェブ検索を有効にして使用する(日本語版)、Claudeでリサーチを使用する(日本語版)、新しいClaudeの画面の説明、使用量の上限の使い方、claude.comの料金頁、リサーチの発表(2025年4月15日、2025年5月1日)、Web検索の発表(claude.com/blog/web-search)と照らし合わせました。画面の名前はヘルプセンターの英語の表記で書いています(日本語版のヘルプも「Web search」「Research」と英語で書いています)。日本語の画面では表記が違うことがあります。この記事を書いた機械ではClaudeにログインしていないので、画面の写真は載せていません。

Web検索とリサーチの違い

Web検索リサーチ
何をするかWeb検索質問に合わせてWebを調べ、出典付きで会話の形で答えるリサーチ検索を何回も重ね、角度を変えて調べ、出典付きの報告にまとめる
調べる先Web検索Web(URLを渡すとそのページの中身も読む)リサーチWebと、その会話でオンにしたコネクタ(Gmail、Google カレンダー、Google ドキュメントなど)
使えるプランWeb検索Free、Pro、Max、Team、EnterpriseリサーチPro、Max、Team、Enterprise
使うモデルWeb検索会話で選んだモデル(対応するモデルは下に書きます)リサーチ選んだモデルに関係なくOpus 5.5、必要なときはOpus 4.8
かかる時間Web検索質問の複雑さで変わるリサーチ数分から。2025年5月の発表では多くは5分から15分、複雑なものは最大45分
使用量Web検索検索とページの読み込みが使用量に数えられるリサーチ同じ枠を使うが、多くの出典を読むので減りが速い
向いている問いWeb検索「今日の為替は」「この会社の最新の発表は」のような確かめリサーチ「この業界の主な5社を比べて表にして」のような、まとめて考える調べもの

「Deep Research(ディープリサーチ)」は、ほかのAIの同じような機能の呼び名で、Claudeの公式の名前は「Research」(日本語のヘルプでは「リサーチ」)です。新しい画面で打つコマンドが /deep-research です。

時間について、今のヘルプセンターには何分かかるかの記載がありません。2025年5月1日の発表には「多くの報告は5分から15分、複雑な調べものは最大45分」と書かれ、2025年4月15日の発表は「数分で」答えると書いています。上位の記事に出てくる「最大45分」は、この2025年5月の数字です。

使えるプランとアプリ

料金頁の比較表とリサーチのヘルプでは、次の通りです。

プランWeb検索リサーチ
プランFreeWeb検索使えるリサーチ使えない
プランPro、MaxWeb検索使えるリサーチ使える
プランTeam、EnterpriseWeb検索使える(Ownerが組織で入れてから)リサーチ使える(Web検索が入っていること)

リサーチは、Web版(claude.ai)、デスクトップアプリ、スマホのアプリで使えます。ただしスマホのアプリで始めたリサーチはWebだけを調べ、コネクタは使いません(下の「スマホで使うときの注意」)。

Web検索は2025年3月に米国の有料プランで始まり、2025年4月15日に日本とブラジルでも使えるようになり、2025年5月27日にすべての国のすべてのプランに広がりました。上位にある「日本解禁」の記事は、この2025年4月の話です。

Web検索を有効にする方法

Web検索の有効化は、自分の会話で切り替えるだけです。TeamとEnterpriseでは、その前に組織のOwnerかPrimary OwnerがOrganization settings > Capabilitiesで組織のWeb検索を入れておく必要があります(下の「TeamとEnterpriseの管理者の設定」)。

オンとオフ(今までの画面)

  1. 入力欄の左下の「+」を押します
  2. 一覧の「Web search」を押します。横にチェックが付けばオンです
  3. もう一度押すとオフになります

検索が要らない会話ではオフにしておくと、使用量の節約になります。新しい画面にはこの切り替えがないので、検索してほしくないときは、頼みの中で「Webは検索しないで」と書きます。逆に必ず検索してほしいときは「Webで検索して」と書きます(Web検索のヘルプ)。

Web検索でできること

  • 答えに出典のリンクが付きます。大事なことは出典を開いて確かめます
  • URLを渡すと、そのページの中身を読んで要約や分析をします(ヘルプでは web fetch と呼んでいます)
  • 画像の検索結果も会話に出せます。画像の検索はBingを使い、画像ごとに元のページのリンクが付きます
  • 地域の情報を聞くと、IPアドレスから推定した場所を使うことがあります

Web検索に対応するモデル

英語版のヘルプの一覧は、Haiku 5.5、Sonnet 5.5、Opus 5.5、Fable 5.1、Opus 5、Sonnet 5、Fable 5、Opus 4.8、Opus 4.7、Sonnet 4.6、Opus 4.6、Haiku 4.5 です。日本語版の一覧にはHaiku 5.5がありません。どちらも2026年10月26日に読んだ内容で、どちらが新しいかはヘルプからは分かりません。

リサーチの始め方

始め方は、使っている画面で変わります。新しい画面になっているかは、入力欄に「Chat」と「Cowork」の切り替えがあるかで分かります。切り替えが出ていれば今までの画面です(新しい画面の説明)。

今までの画面(「Chat」と「Cowork」の切り替えがある)

  1. 入力欄の左下の「+」を押し、「Web search」を選んで、横にチェックが付いていることを確かめます。リサーチはWeb検索がオンでないと動きません
  2. もう一度「+」を押し、「Research」を選びます
  3. 入力欄の下に青い印が出たら、リサーチがオンです
  4. 調べてほしいことを送ります。やめるときは、青い印をもう一度押します

新しい画面(チャットとCoworkが1つになった画面)

  1. 入力欄に /deep-research と打つか、入力欄の下の「+」を押して「Research」を選びます
  2. 調べてほしいことを送ります

新しい画面には、Web検索の切り替えがありません。Claudeが、検索が役に立つと考えたときに自分で検索します。新しい画面は、ProとMaxから順に、Web版、デスクトップ、スマホで切り替わっていて、自分で切り替える方法はありません。Teamはベータで、TeamとEnterpriseでは組織で「Chat and Cowork unified」がオンのところで使えます。一度切り替わると、今までの画面には戻せません。

新しい画面では、時間のかかる仕事は、パソコンを閉じたりページを離れたりしてもクラウドで続き、戻ると会話に結果が届いている、と公式は説明しています。パソコンの中のファイルやアプリを使う仕事は、デスクトップアプリを開いておく必要があります。

頼み方の例

リサーチには、何を、どの範囲で、どんな形で欲しいかを1回でまとめて渡します。使用量のヘルプも、調べものでは最初に問いと絞り込みの範囲をはっきりさせ、要るデータを1通にまとめて送るよう勧めています。

テキスト
国内の中小企業向けの勤怠管理サービスを5つ調べて、
料金、無料で試せる期間、スマホでの打刻、給与ソフトとの連携を表にまとめてください。
2026年の公式サイトの情報を優先し、出典を付けてください。

オンにしたのにふつうの返事しか来ないときは、リサーチのヘルプの通り、「リサーチのツールを使って、…を調べてください」と頼みの中で指示します。

コネクタと一緒に使う

リサーチは、Webに加えて、その会話でオンにしたコネクタも調べます。Google Workspace(Gmail、Google カレンダー、Google ドキュメント)のほか、自分で足したカスタムコネクタも対象です(リサーチのヘルプ)。コネクタの中身は、外のサービスとAIをつなぐ決まりのMCPです。

気をつけたいのは次の3つです。

  • リサーチの間、Claudeはコネクタのツールを、毎回の許可を取らずに自動で使います。読ませたくないサービスのコネクタは、その会話ではオフにしておきます
  • デスクトップアプリに設定したローカルのMCPサーバーのツールは、リサーチでは使えません
  • コネクタの中身を使ってくれないときは、「社内のGoogle ドライブの資料から関係するものを探して」のように、調べる先を名指しで頼みます

コネクタのつなぎ方と、会話ごとのオンとオフは次の記事にまとめています。

関連記事claude.ai の機能Claude MCPとコネクタの使い方|追加の手順・おすすめ・Claude Codeでの設定Claude MCPとコネクタを公式情報で解説。MCPとコネクタの違い、ディレクトリからの追加と会話ごとのオンオフ、使えるプラン、よく使うコネクタとおすすめの選び方、カスタムコネクタ、デスクトップアプリのローカルMCP、Claude Codeのclaude mcp addと.mcp.json、APIやCursorとの連携、うまくいかないときの確かめ方までまとめます。

同じ資料を何度も使う調べものなら、資料と指示をプロジェクトにまとめておくと、毎回の説明と使用量を減らせます。

関連記事claude.ai の機能Claudeプロジェクトの使い方|作り方・活用例・GPTsやCLAUDE.mdとの違いClaudeのプロジェクトは資料と指示と会話をまとめる場所で、Freeプランでも5つまで作れます。作り方、回答スタイルの決め方、活用例、RAGモード、メモリー、共有、ChatGPTのGPTsやClaude CodeのCLAUDE.mdとの違いまで解説します。

スマホで使うときの注意

スマホのアプリでもリサーチは始められますが、ヘルプの説明では、スマホで始めたリサーチはWebだけを調べ、コネクタを使いません。エラーや知らせは出ないので、黙ってコネクタが飛ばされます。メールや社内の資料も調べてほしいときは、Web版かデスクトップアプリで始めます。

新しい画面では、パソコンで始めた仕事がスマホのアプリにも出て、進み具合を見たり、Claudeの質問に答えたりできます(新しい画面の説明)。

TeamとEnterpriseの管理者の設定

  • Web検索を組織で入れる OwnerかPrimary Ownerが、Organization settings > Capabilities で組織全体のWeb検索を有効にします。入れたあとは、メンバーが会話ごとに「+」からオンとオフを選べます
  • リサーチのモデルを残す リサーチはOpus 5.5とOpus 4.8で動きます。管理者がそのロールに対して両方のモデルを切っていると、リサーチは動きません。少なくとも片方をオンにしてもらいます
  • 新しい画面 TeamとEnterpriseでは、組織で「Chat and Cowork unified」がオンのところで新しい画面になります。新しい画面には、Web検索の切り替えがありません

コネクタを組織に足すのもOwnerの仕事です。手順はコネクタの記事の「TeamとEnterpriseでは誰が管理するか」にあります。

使用量と回数

リサーチに「1日に何回まで」という別の回数の決まりは、公式には書かれていません。リサーチのヘルプの説明は次の通りです。

  • リサーチは、ふつうの会話と同じ使用量の上限の中で数えられる
  • ただし、多くの出典を読み、長い報告を書くので、上限に早く届くことがある

使用量のヘルプも、使用量を増やすものとして、メッセージや会話の長さ、モデル、エフォートの段階と並べて「ツールの使用(リサーチ、Web検索など)」を挙げています。Pro、Max、Team、席ごとのEnterpriseでは、Settings > Usage で、5時間ごとの枠と週ごとの枠をどれだけ使ったかを見られます。

Freeプランは、5時間ごとに戻る使用量の枠があり、Web検索とページの読み込みもこの枠に数えられます(Web検索のヘルプ)。長い記事のURLを渡して要約を頼むと、記事の全文が会話に読み込まれ、枠を大きく使います。ヘルプの例では、1万語の記事の要約は、ふつうのWeb検索より会話の枠(コンテキストウィンドウ)をはるかに多く使います。

有効にできない、灰色、始まらないとき

公式のヘルプに「灰色になる」という項目はありません。次の表は、ヘルプに書かれた決まりから考えられる原因と、その確かめ方です。

困っていること考えられる原因どうするか
困っていること「+」に「Web search」がない考えられる原因新しい画面になっているどうするか新しい画面には切り替えがなく、Claudeが自分で検索する。「Webで検索して」と頼む
困っていること「+」に「Research」がない、選べない考えられる原因Freeプランでは使えないどうするかPro以上が要る
困っていること会社のTeamやEnterpriseでWeb検索が使えない考えられる原因Ownerが組織で入れていないどうするかOwnerにOrganization settings > Capabilitiesで有効にしてもらう
困っていることリサーチがまったく動かない(Team、Enterprise)考えられる原因管理者がOpus 5.5とOpus 4.8の両方を切っているどうするか片方をオンにしてもらう
困っていることリサーチをオンにしたのに、ふつうの返事になる考えられる原因Claudeがリサーチのツールを使っていないどうするか今までの画面ではWeb検索もオンか確かめ、「リサーチのツールを使って…」と頼む
困っていることリサーチがメールや社内の資料を見ない考えられる原因スマホで始めた、コネクタがオフ、ローカルのMCPサーバーどうするかWeb版かデスクトップで始め、その会話でコネクタをオンにし、調べる先を名指しする
困っていること選んだモデルで検索しない考えられる原因対応するモデルの一覧にないどうするか一覧にあるモデルに替える
困っていること途中で止まる、続きができない考えられる原因使用量の上限に届いたどうするかSettings > Usageで戻る時刻を見る

公式のヘルプには、ほかに「接続の状態で検索できないことがある」「リンクが開けないことがある」「質問の複雑さで検索の時間が変わる」とも書かれています。

Claude CodeのWeb検索とは別のもの

この記事のWeb検索とリサーチは、claude.aiとClaudeのアプリの機能です。Claude Codeには、別にWebSearchとWebFetchの道具があり、Claude Codeの中で調べものをするときはそちらを使います。Claude Codeで複数のエージェントに調べさせるコミュニティ製の仕組みは、Claude Deep Researchのスキルの頁で紹介しています(Anthropicの公式の機能ではありません)。

よくある質問

Claudeのリサーチは無料で使えますか?

使えません。リサーチはPro、Max、Team、Enterpriseの有料プランの機能です。Web検索は無料のFreeプランでも使えます。

リサーチは1日に何回まで使えますか?

回数の決まりは公式に書かれていません。ふつうの会話と同じ使用量の上限の中で数えられ、多くの出典を読むぶん早く上限に届くことがあります。どれだけ使ったかはSettings > Usageで見られます。

リサーチはどのモデルで動きますか?

選んだモデルに関係なく、Opus 5.5で動き、必要なときはOpus 4.8に切り替わります。TeamとEnterpriseで管理者がこの2つを両方切っていると、リサーチは動きません。

Web検索をオンにする場所が見つかりません。

新しいClaudeの画面では、Web検索の切り替えはありません。Claudeが必要なときに自分で検索し、必ず検索させたいときは「Webで検索して」と頼みます。会社のTeamやEnterpriseでは、Ownerが組織で有効にしているかも確かめます。

スマホのアプリでリサーチを使うと、メールも調べてくれますか?

調べません。スマホで始めたリサーチはWebだけを調べ、コネクタは使わず、そのことの知らせも出ません。メールや社内の資料も調べたいときは、Web版かデスクトップアプリで始めます。